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メタバースにNFTでECに挑戦!

メタバースがEコマースを追い抜いた!
2021年、「Eコマース」の検索数を上回ったキーワード「メタバース」。

情報元:早稲田大学院 人間科学研究科 鄧 鴎 氏

メタバースとは、映画「マトリクス」などで展開された「インターネット上の仮想空間」です。仮想空間といえばVRのほうがなじみ深いですが、VRはそのほとんどが1人の世界なのに対し、メタバースは「団体行動」が前提です。古くからある「オンライン麻雀ゲーム」がそうです。子供達には「あつまれ どうぶつの森」や「マインクラフト」といえば、分かりやすいでしょう。その世界の住人と出会いコミュニケーションをとることが可能です。ネットワークやスマホの処理スピードアップによってこうした世界でもストレス無く住まうことができるようになったわけです。

「facebookのメタバースHorizonWorlds」

新しい価値の誕生:NFT(エヌ・エフ・ティー)
さらに、NFT(エヌ・エフ・ティー)の登場が拍車をかけます。たとえば、自分の落書きをスキャンしてJPEG画像にし、OpenSea(オープンシー)などのNFTサービスに出品しただけで200万円で売れた、というアレです。つまり、ブロックチェーンという技術によって、「この画像は唯一の原画です」という保証がされるためデジタルデータであっても価値と所有権を移すことができるわけです。PayPayではPayPay経済圏内でなければ無価値ですが、NFTはプラットフォームを問わずに価値が保証されます。

メタバース上のECをNFTが加速する。
たとえば、メタバース上で着用するための仮想の「一点モノの服」をNFTとして購入したとします。そのデジタル服の作者が有名になったとしたら、100円で買った服が数億円になるケースも考えられる!と、いうことで盛りあがっているのが、昨今のメタバース+NFTの熱狂的バブルのあらすじです。あくまで正確性より分かりやすさを優先しているので、表現が怪しい点はご容赦下さい。

さっそく挑戦してみた。
そうと分かったら、私も早速、落書きをスマホで写メしてNFTサービスのOpenSeaに登録してみた。ぼく、これでもネットでモノを売るのは得意なほうなんです、さぁ勝負!・・・と、10日経ってもページビュー数はたったの「3」。もちろん売れる気配もありません。

OpenSeaに落書きを出展するも失敗の図
そんなわけで、ここからSNS告知したり、気合いを入れてアート作りするくらいなら、地道に本業に力を注いだ方が良いですね、ということで、ノートパソコンに電源入れて今から原稿執筆です!

JECCICA客員講師

JECCICA客員講師 宮松 利博

得意分野/Eコマースの立ち上げ・販売拡大
1998年に公開したフリーウェアがヒット。その知見で開発した商品が大手ECコンテストで12部門受賞、3年で年商20億円に(現ライザップ)。上場と同時に保有株を売却し、ECコンサルティング会社を立ちあげ、業界No.1クライアントを多数抱える。日本イーコマース学会専務理事。


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