2021年 年頭所感 和田務
謹んで新春のお慶びを申しあげます。
昨年もまた多くの方々にたいへんお世話になりました。
この場をお借りして厚くお礼申しあげます。
本年も引き続きよろしくお願いいたします。
昨年を振り返ると、どうしても新型コロナウイルス感染拡大の話になってしまいますね。
私自身も4月以降はほぼリモート生活となりました。
新しい生活様式と言われるなかでなるべく人との接触を避け、移動も極力自粛しました。
基本スタンスとしては、自分が無症状感染者かもしれないという意識で行動することが間違いがないのではという判断でした。
人と会うのは大切です。
当然、経済活動も行わなくてはなりません。
しかし人の一生とは、多かれ少なかれ我慢と忍耐の連続なのではないでしょうか。
この数年、いや本当の日常を取り戻すのにはもっとかかるかもしれなのですが、もう少しの間は耐えましょう。
その先にまたきっと新しい物語があるはずです。
幸いなことに、新しい生活様式を支えるツールやサービスも充実しています。
ネットで充分な買い物はできますし、オンラインミーティングが簡単にできるツールもたくさんあります。
約10年前の東日本大震災では、震度6強の揺れを体験しました。
たまたま茨城県北部の郷里に滞在していて、かなり強烈なショックを受けました。
自分自身の人生観にもかなり影響を与えられ、大切にしていた物事の優先順位も随分と変わりました。
今回もまた改めて人生観にかなりの影響を与えられた気がしています。
この10年で知らず知らずのうちに少しずつ薄まってしまったものがあったことに気づかされました。もう一度思い出すことが必要なのかもしれません。
想定していない大きな危機は今すぐそこに潜んでいるのかもしれません。
まずは常に現状を正しく認識すること。
新しい生活様式や新しいコミュニケーション手法を理解し柔軟に取り込むこと。
リセットできるものはなるべく早くリセットしダメージを最小限にすること。
新しい指針(ニューノーマル)を策定し、優先順位を明確にすること。
でもいちばん大切なのは暗くならないこと。明るく活動することだと思います。
私も2021年はリセット&リスタートの年にするつもりです。
また1年切磋琢磨していきたいと思います。
来年はここでもっと明るいご報告ができるように頑張ります。
一日も早くみなさんとまた食事をご一緒したり、お酒を飲んだりできる日が来ますように。
まだしばらくの間はオンラインでおつきあいください。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
JECCICA客員講師 和田 務
株式会社シーズファクト代表取締役社長 クライアントサイドに立ったITコンサルティングを経営、業務改善、物流といった幅広い視点から行い、企画から運用・保守まで全てのフェーズでのプロジェクト支援が可能。複数のITベンチャー企業の設立・経営に参画し、幅広い人脈を生かしての新規ビジネスの企画、アライアンス提案も行う。