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2020年 年頭所感 川連一豊

新年明けましておめでとうございます!
謹んで新年のお慶びを申し上げます。

2020年はダイナミックにゲームチェンジする1年になるでしょう。巨大ITプラットファーマーも大企業も大きいうねりの中で変わらざるを得ない状況が出てくるからです。
その内の一つが「5G」です。
ようやくと言うか、遅いというか・・・、ようやく日本でも5Gの本格化が始まる予定です。ただ、アンテナ工事が間に合うかです。大量の情報がたくさん行き交う5Gでは情報の機密性が非常に重要なりますので工事も機密をしっかりと保持できる企業や体制で行う必要があります。東京オリンピックには間に合うはずですので5Gの世界を日本でも垣間見ることになると思います。世界の5G化はどんどん進んでいきます。この流れは止まらずあっという間に日本は乗り遅れることは間違い有りません。5Gの次の6Gという話もあるところでは出ていますが、まだ5Gでどうなるかが分からない時点ではおとぎ話のようなものです。私達の世界は4Gで大きく変わりました。5Gは4Gの100倍の速度が出ます。大量で大容量の情報をやり取りできるようになります。いったいどのような世界になるのか、どのような世界を作ることが出来るのかとても楽しみです。2020年2月末のMWCバルセロナにも参加しますので最新情報を仕入れて日本経済に少しでもお役に立てられればと考えています。
5Gに私が注目する理由は、ECや小売流通業に大きな影響が出ると考えているためです。野村総合研究所のITナビゲーター2020版によるとオムニチャネルコマースは2018年に54兆4000億円達し、2025年には80兆6000億円へ拡大すると言われています。2018年のオムニチャネルコマースのうちO2O消費と呼ばれる流通額は36兆円3000億円になっています。実に67%がO2O消費であり、この傾向はもっと強くなると想像できます。つまりECだけ考えていてはダメということで小売り全体、経済全体で考える必要があるということです。

多様化が必然と言われてだいぶ経ちますがようやく日本でも多様化の大事さが浸透してきたように思います。しかしながら、多様化が進むということはいろんな課題が浮上します。ここを乗り越える必要があります。テクノロジーの進化と我々の感情や行動、世界の流れを意識して2020年を乗り越えていきたいものです。

新年が新たな時代への飛躍に向けて、皆様にとって実り多い 1 年となりますよう心よりお祈り申し上げるとともに、本年も協会活動への格別のご理解、ご協力をお願いいたしまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。

川連一豊プロフィール写真

代表理事 川連一豊

そろばん2級 書道6段 ヤマハデジタルプロコース卒業
浜松南高校普通課卒業  愛知大学法律経済学部卒業
学生時代より音楽活動を行う。1988年ヤマハ世界大会出場
ベストキーボードプレイヤー賞2年連続受賞などTVCM、TV番組、CGの制作に関わる。
インターネットでは楽天市場 2003年ジャンル賞受賞
楽天にて、モバイル講師  HTMLメルマガ講師
他ネットショップに関わる講師多数
2004年6月30日までソフトプレン株式会社営業課長
ネット店舗の店長兼任
2004年7月1日 独立
2004年8月11日 有限会社SAVAWAY設立
2009年9月ネットショップのおもてなしを出版
2012年システム流通総額1500億円を突破
取引数3500社以上のネットショップ、ネット通販企業
50名以上のECコンサルタントを輩出

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