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コンテンツSEOの本質

Google は過去よりウェブマスター向け公式ブログ等で、アルゴリズム変更やPanda アップデートなどにて低品質なサイトの掲載順位を下げ、同時に、良質なサイトの掲載順位をより適切に評価すると宣言しています
では、まず低品質コンテンツとはなにかということをつきつめなければなりません

低品質コンテンツとは?・・
記事が短く、内容が薄い、または役立つ具体的な内容がない、このサイトのページを見たユーザーが不満を言うようなコンテンツを示唆しています

なお、低品質なコンテンツがサイトの一部にしか存在しない場合でも、サイト全体の掲載順位に影響を与えることがあるということにも注意が必要で、低品質なページを削除したり、内容の薄いページをまとめて役に立つコンテンツに改善したり、もしくは低品質なコンテンツを他のドメインに移動させたりすることが、最終的に良質なコンテンツの掲載順位を改善することにつながります。

言い換えれば
毎日記事を更新し続けていたとしても、ただ記事を更新することだけが目的になっていて全く中身のない記事ばかりであれば、質の低いコンテンツとして永遠と良質なサイトとして掲載順位を上位に表示することはないと宣言しているわけです。

Googleが奨めることは・・?

oogleとしてはサイトを公開しているウエブマスターに対して行うアドバイスは、普遍のものでありGoogleの検索アルゴリズムについて気にするよりも、自分のサイトの利便性を可能な限り高めていくことが重要で特定のアルゴリズム変更にこだわるよりも、ユーザーのためにサイトを改善し続けていくことをお勧めしますとしています。

それはGoogleが掲げる「会社としての理念」を読むことでも明らかになっていて、それを知ることによって、Googleがどのようなサイトが検索上位に表示されるべきと考えているのかが分かります。

Googleは「会社としての理念」10個のうち最上部にユーザーを置いていて

「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる」

と明言しています。

Googleは常に「ユーザーの意図を正確に把握し、ユーザーのニーズにぴったり一致するものを返すエンジン」を追求しているわけで、Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えているわけです

そこで焦点となるのは、Googleが考えるユーザーに焦点を絞った良質なコンテンツとはどのようなものかということです。

良質なコンテンツとは・・・?

サイトに対する Google の品質評価アルゴリズムは、低品質なコンテンツのランキングを下げることによって良質なサイトをユーザーが見つけやすくするとしています。

Googleは良質なコンテンツの定義として、そのコンテンツが、その専門分野の記事について書かれている情報が、その道のオーソリティによって独自のコンテンツや情報、レポート、研究、分析などで編集され内容であることを要求していて

さらにそのクオリティは雑誌、百科事典、書籍で読めるようなものであり、キーワードがわずかに異なるだけで類似の記事や完全に重複する記事を増産するようなことやコンテンツが外注などにより量産あるいは多くのサイトにそのコンテンツが分散されているような不正をしていなく、かつ、事実に関する誤がないことを要求しています。

そして当該記事は検索エンジンのランキング上位表示を目的として選択されたものではなく、ユーザーの興味に基いて選択されたもので、同じ検索結果で表示される他のページと比較してはっきりした価値を持っているものでなあるべきとしています。

以上のことを念頭にコンテンツに取り組んでいただきたいと思います。

コンテンツSEOにおける見出しの重要性

SEO対策として記事コンテンツが重要で相当量の文字数が必要でという情報を得て永遠と文章を書き続けている場合があります。

果たしてこれが有効か? ということを考えます。

段落なしに、かつ、見出しなしに書き続けられた文章は非常に読みづらく、かつ、読む気力を失わさせたりもします。
この状態は、あきらかに検索エンジンロボットだけを意識したもので、興味ある読者に理解してもらおうという意図で書かれたコンテンツではないという面が見えてきます。

また、Googleはインデックスにあたっては記事が取り上げているトピックについて、しっかりと全体像がわかる説明がなされていてブックマークしたり、友人と共有したり、友人にすすめたくなるように編集されていて記事のメインコンテンツを邪魔するほど、過剰な量の広告がないことを推奨しています。

新聞紙面を見るとその意味はわかりやすく、政治、経済、スポーツ各々の紙面が分割されていてわかりやすくなっていて、スポーツを見たいというユーザーの要求に確実に対応しています。

さらに、スポーツの中で野球の情報を知りたければ、大見出しや中見出し、そして小見出しとしてさらに知りたい情報がどこに書かれているのかが一目でわかるようになっているわけです。

すなわち検索エンジンも「ユーザーに焦点を絞っている」という概念の元に適切に構成されているページは正当に評価されると信じたいものです。

見出しの最適化設計を行うには・・

まずキーワードの選定があり、その後にコンテンツプランニングが必要になってきますが

見出しの役割は、ウエブ検索から記事にたどりついたユーザーが
まず最初に読み流した時に「検索意図に合致し読み進めてみたい」と促すことにあります。

結果、魅力的な見出しだとしても、文字数が多いと、引っかかる前に読み飛ばしてしまうことになってしまいます。
つまり、見出しは短い方が目に留まりやすいということです。

下記の見出しを比べてみていただくと

A)最近若者の間でプレゼントされる体験ギフトがなぜ人気なのでしょう?
B)体験ギフトが人気な6つの理由

B)の方が、字数も少なく結論的な言い回しにより瞬間的に興味を持ってもらえるかと思います。

見出しタグは<h1>から始まり<h3>までの使いまわしで<h1>の次に

コンテンツSEOを成功させるために・・・

コンテンツSEOの成功させるには、一切売ることを考えずに無償の専門家としての情報提供に徹することです。
「キーワードで検索してくるユーザーを満足させるコンテンツを作ること」です。

コンテンツ内にに少しでも売り気があると、ユーザーは不信感を持ち、正当性のある情報であるかを疑い結果その記事について共感を得ることができずSNSでもシェアしてくれないこととなり被リンク集客に結びつかなくなるということになるわけです。

また、フェイスブック等でシェアしてもらうためには、長いURLでエンコードされてしまう日本語URLは絶対に使用せず、かつページ内にはそのページに見合ったOGPタグの設定が必須であることも併せてお伝えさせて頂きます。

専門家としての無償の情報提供を適切な見出しで行うことによってコンテンツSEOに取り組んでいただければと思います。

中谷 昌弘(トントン先生プロフィール写真

JECCICA理事・特別講師 中谷 昌弘(トントン先生)

EC得意分野/独自ドメイン、販促戦術マーケティグ 200社以上のネットショップ開設に携わり数々の繁盛ショップを輩出。 理路整然とした解析術に基づく販促手法の構築運営指導に口コミによるクライアント依頼が後を絶たない。


 

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