2022年 年頭所感 江藤政親

2022年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

昨年もやられましたね～。
ECの業界の場合は、コロナ禍において、取扱商品によって上がった、下がったがあったと思いますが、やはり全体に蔓延する閉塞感。
人と直接会って、交流することが微妙な感じ。

昨年末はそれでも百貨店、居酒屋やレストランは賑わいはじめてきましたが、まとまった人数での交流が少ない感は否めないです。

全体の引きこもり2年目。
特に経営者の皆様においては、個性豊かな経営判断をされた方が多いのではないでしょうか？
今までは多くの情報を元にいろいろ判断してきたことが途端に情報が少なくなったわけですから判断と行動に性格が出るのは当たり前だと思います。

私といえば、Ubereats、MENU、出前館に攻められ一日中家を出ない状況が普通になり・・増量に続く増量・・。

これが売上げならいいのに～。
みたいな感じで、現在、スーパーゴッドでございます♪（出前館の最高ランク）

今後もこの消費はネットスーパー含めB2Cの消費にかなり食い込んでくると思います。
飲食店、実店舗の方はかなり力のいれどころだと思います。

また、今年の大バブルが想定されますGOTOキャンペーンに補助金支援。
物販ECの市場はこれにともないちょっとだけ落ち着く事が想定されます。

ワクチンに続き、飲み薬も市場に投入され、よほどのことがない限り、緊急事態宣言にはならない流れになると信じつつ・・。

「やっと戻ってきたよ～」と周りから聞けることを楽しみにしております。

補助金に関しては、EC事業者が使える補助金がたくさんあります。東京都など各地方でもも助成金がありますので目を光らせておいてください。

国の補助金でEC対象は大雑把にいいますと4つあります。

1．小規模持続化補助金　低型感染リスクビジネス枠　最大100万円　2/3
2．IT導入補助金　　　　低型感染リスクビジネス　最大450万円　2/3
3．ものづくり補助金　　低型感染リスクビジネス枠　最大1000万円　2/3
4．事業再構築補助金　　緊急事態宣言特別枠　最大500万円　2/3

面倒くさいとか大変だとかいろいろ噂あります。もちろん、一人での申請は大変です。
しかし、たくさん採択を経験したプロが中間で書類作成や申請チェックしてくれる人がいると負担がガクっと減ります。

プロへの相談は必ず必要なので、迷ったら相談を必須にしてください。

意外と他の皆様もしれ～っと補助金を使っていたりしますよ。

私も昨年は7件の補助金を活用してECサイトの支援をしてきました。

ここで補助金活用する上でポイントがあります。

ズバリ、タイムラグです。

今回、コロナ禍で補助金申請が増大しており、事務手続きに非常に時間がかかります。
補助金を申請して2ヶ月で採択、その後交付申請をして書類の不備を修正して2ヶ月後に交付決定。（申請時に不備があると採択がありません。）

つまりスタートするのに4ヶ月かかるのです。
それまで発注できないルールです。

それから制作したりなんやかんやと2，3ヶ月かかるとなると補助金でつくるとしても半年以上。大がかりなシステムは1年かかる場合もあります。

中長期計画を元に補助金を活用していくことをオススメします。

すでに準備されてきたEC事業者たちは、システムを改変し、ビジネスモデルを改変し、自分自身はもとより、スタッフもDXに対して意識改革がなされつつあると思います。
楽しみですね。

我々一般社団法人ジャパンEコマースコンサルタント協会（JECCICA）は、時代の変化にも対応しつつEC事業者はもとより、業界全体のことを考え、公平中立の立場で、月1回オープンのセミナーと会報誌で情報を発信しております。

やっと光が見えそうなこの時期にタイミング逃すことなく、事業を成長していただければ幸いです。迷ったらぜひJECCICAのメンバーにご相談ください。

以上をもって新年のご挨拶とさせていただき、皆様のご健勝をお祈り申し上げます。

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