2018年頭所感 和田 務
謹んで新春のお慶びを申しあげます。
昨年お世話になったみなさんにはこの場をお借りしてお礼申しあげます。
本年も引き続き変わらぬお付き合いをいただければたいへんうれしく思います。
今からとても楽しみな一年なのですが、昨年は本当にあっという間に過ぎてしまった一年でした。
年々時間が経つのが早く感じるのは年齢のせいではなく、日々刺激的で楽しい毎日を過ごしていたからだと思いたいです。
2017年のトピックとして、取り立てて面白いものはなかったのですが、いくつか挙げてみたいと思います。
1.JECCICAセミナーに毎月参加できた。
昨年は12回のセミナーすべてに参加することができました。
JECCICAセミナーは毎回よく練られていると思います。
テーマ、講師とも実にタイムリーで毎回とても勉強になり、またよく考えさせられます。
もっともっと多くの方々にご参加いただきたい内容だと思います。
毎月参加させていただくためのスケジュール調整もなかなかたいへんでしたが、今年も是非毎月参加できるようにしたいと思います。
2.次世代小売流通研究会をスタートした。
昨年1月より、青山学院ヒューマン・イノベーション・コンサルティング株式会社(青山学院Hicon)の下で、『Next Retail Lab』を発足し、幹事のひとりとして活動を開始しました。
『Next Retail Lab』では、「次世代小売流通を研究する」をテーマに毎回のフォーラムでは、ゲスト講師をお招きしてセミナー、講師とフェローのディスカッション、講師、フェローを交えての懇親会を行っています。
JECCICAの川連一豊代表理事、小林亮介理事にもフェローとしてご参画いただいています。
研究会としての成果はまだまだですが、今年は昨年以上に充実した内容のフォーラムを開催して行きたいと思っています。
また、日々のお仕事の中では、今さらながらに『原点』的なことを考えさせられる機会が多い一年でした。
「まず、なにから始めたらよいか。」
「労力やコストをあまりかけずにできることはないか。」
「すぐに効果がでる施策はなにか。」
といったある意味ちょっと「虫のいい話」的なご相談をよくお受けしました。
改めて基本的なことや当たり前のことをきちんと進めてゆくことの大切さを再認識させられた気がします。
もちろん市場動向やトレンド、新技術も大事です。
基本的なことを丁寧に行う。
広く深い知識。
スペシャルな技術と人財。
それらを有機的に統合し提供できる体制、強いチームが必要ですね。
2018年もそんなことを思いながら活動して行きたいと思います。
そしてまた今年もなにか新しいことを始めたいです。
それをまた来年ここでご報告できたらいいなという思いを、今年の私の年頭所感とさせていただきたいと思います。
JECCICA客員講師・参事 和田 務
和田 務
株式株式会社シーズファクト代表取締役社長 クライアントサイドに立ったITコンサルティングを経営、業務改善、物流といった幅広い視点から行い、企画から運用・保守まで全てのフェーズでのプロジェクト支援が可能。複数のITベンチャー企業の設立・経営に参画し、幅広い人脈を生かしての新規ビジネスの企画、アライアンス提案も行う。