年頭所感 小野 雅之
2016年は個人的にはAmazonの年。Prime Now、定期おトク便、Amazonパントリー、Amazon Dash Buttonとこれまでのお買い物の価値観を変える強力なサービスを立て続けにリリースし、もはやアーリーアダプターのみならず、一般層まで利用者を拡大する脅威の存在です。
2017年も引き続きAmazonに注目。EC事業を行う際に、販売戦略の重要チャネルとしてAmazonを利用することはもちろん、独自ドメインサイトでの販売を行う場合には、「なぜAmazonではなくその店を利用するのか」を明確にすることは必須です。
単に「モノを売る場所」という考えでは、もう価値が作れない時代です。EC事業であっても視点を変えて、「お客様の課題を解決する価値とは何か」が必要。難しいですが、実は今やっていることの周りにある「認識はしている」けど「実施はしていない」というものの中に、ヒントがあるのではないかと感じています。キーワードは自体は、もう皆が当たり前に知っている、使っている。でも、具体的にサービスの形にしてみると「なぜこのサービスがこれまでなかったんだろう」と皆が思うようなもの。そんなサービスが、2017年に生まれる新規EC事業に求められるのではないでしょうか。
私自身もこの視点で新規EC事業の創出に挑戦します。