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【ECコンサルタントによる「勝手にECサイト分析」】49 ジャパンEコマースコンサルタント協会 川連一豊代表理事〈マイルーム「カタログギフト専門店 MYROOM」〉/地方で成功するオムニチャネル

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愛知県半田市に今年新店舗をオープンした複合商業施設「マイルームタウン」。雑貨からギフト内祝い、アパレルまで夢のある商品をそろえていて連日にぎわっている。
運営をしているマイルーム(本社愛知県)は、ネット通販を97年に開始し、楽天店はまだ三木谷浩史社長が直接営業をしていた98年にオープンした。

現在では本店サイト「カタログギフト専門店 MYROOM」を中心に、8つのネットショップを多店舗展開していて、実店舗は81年から運営している。
代表の渡辺氏に、インターネットで初めて出店したときの話を聞くと「最初の97年、皮の筆入れが初めて売れたときはびっくりしました。出荷したら戻ってこなかったので、売れたんだと初めて認識しました」という。
「メールで注文が来たときはどうしたらいいか分かりませんでしたし、出荷する必要があることを認識しました」と当時の様子を振り返ってくれた。
今では普通になっているネットの受注や出荷も、当時はまだまだどうすればいいかわからない時期だった。
そんな開拓精神がいっぱいの渡辺氏だ。

現在のEコマースのテーマを聞いたところ、「会社理念に【雑貨とギフトを通じて夢のある明るい社会をつくる】とあるので、その理念に基づいてEコマースをしています。実店舗もネットショップも同じです」とのことだ。
確かにネットショップをチェックすると、そんなわくわくするような作りを感じる。
一押しの商品はカタログギフトオリジナルのオプションに力を入れている。ラッピング、のし、メッセージカード、写真入メッセージカード、オリジナルブックカバーなどをそろえていて、お客さまのニーズを細かく捉えている。

現在はオリジナルの商品を増やしていて、カタログギフトを自社開発している。選べるブランドシリーズといった、なかなかユニークな商品も多い。
実店舗では、ネットを使った集客方法をうまく使って運営している。まさに地方で成功しているオムニチャネル企業だ。

※記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

 

 

JECCICA代表理事・講師 川連 一豊

kawazure

フォースター株式会社代表取締役。年間システム流通額1700億円を超えるシステム開発やセキュリティ専門オムニチャネルのおもてなし戦略、米国やEU、アジアなどのクロスボーダーEコマースを進める。

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