2022年 年頭所感 和田務
謹んで新春のお慶びを申しあげます。
昨年もまた多くの方々のご協力、ご支援を賜り大過なく一年を過ごすことができました。
お世話になった方がたにはこの場をお借りして厚くお礼申しあげます。
本年も引き続きよろしくお願いいたします。
コロナ禍で2度目の年頭所感を書くことになってしまいました。現状新規感染者はかなり少なくなってきていますが、まだまだ安心できる状況ではありません。しばらくはこの状況の下で生活していかざるを得ないでしょう。
それでもいろいろなことに気を配りながら少しずつ新しい活動を始めつつありますし、もっと加速していきたいとも思っています。
思えば私自身が自粛を決め、ほぼリモート生活を始めたのは2020年4月からでした。
もっと早くシフトされた方もいらっしゃいましたが、早い時点で判断された企業様などのその姿勢は称賛されるべきかと思います。当時は私もそれに倣った記憶があります。自身が感染しないことはもちろんですが、無症状で自身が感染源になっているかもしれないという自覚と責任感が蔓延防止につながるような気がしています。
なるべく人との接触を避け、会食も自粛、もちろん外出の際のマスクと手洗いは必須だと感じました。
その中で、個人的にはヒット商品がひとつ見つかりました。
『抗ウイルス加工グローブ』です。
私が使用しているのは100円ショップで販売しているものですが、科学的な抗菌効果はともかく、外出時にドアノブや電車のつり革などに触れるたびに手洗いやアルコール消毒もなかなかできませんのでとても重宝しています。
これは是非おすすめしたいと思います。
オンラインミーティングやオンラインセミナーが普及したのも、ある種のメリットでした。
情報をインプットされる側の立場としてはとても役に立ちました。ただ残念ながらアウトプットする側の立場としては充分ではなかったと反省しています。
様々なツールの使用と普及は、今後のミーティングやセミナーの選択肢のひとつとして残りうる手法です。もちろんそれだけでは充分でない部分も大いにありますが、リアルとの上手な使い分けは効率的だと思います。ただ時間にルーズなのだけはいただけません。主催者のかたは充分に気をつけるべきでしょう。
まだまだ安心できない2022年です。
様々な制限と配慮は必要かと思いますが、努力と工夫とアイデアで乗り切っていきたいと思います。
ひとりひとりの自覚と責任感がより問われる年になるのかもしれません。
なかなか多くのかたと一堂に会するのはまだ難しいのかもしれませんが、今年は是非直接お会いしてお話したいという想いを込めて、2022年の年頭所感とさせていただきたいと思います。
本年もよろしくお願いいたします。
JECCICA客員講師 和田 務
株式会社シーズファクト代表取締役社長 クライアントサイドに立ったITコンサルティングを経営、業務改善、物流といった幅広い視点から行い、企画から運用・保守まで全てのフェーズでのプロジェクト支援が可能。複数のITベンチャー企業の設立・経営に参画し、幅広い人脈を生かしての新規ビジネスの企画、アライアンス提案も行う。