2023年 年頭所感 和田 務
謹んで新春のお慶びを申しあげます。
昨年は少しずつですが、リアルでお会いする機会が増えてきました。あくまでも少人数でいろいろな制限下で配慮しながら、またご配慮いただきながらではありましたが、とても嬉しいことでした。
お会いできた方も、残念ながらお会いできなかった方も、お世話になった多くの方がたにはこの場をお借りして厚くお礼を申しあげたいと思います。
本年も引き続きよろしくお願いいたします。
昨年の年頭所感では、2000年の春ごろからいち早く自粛体制を取られた方がたの姿勢を評価させていただく内容を一部書かせていただきましたが、その後思うのは、いついかなる状況でも与えられた条件下で最大限の成果を出されている方がたの前向きな姿勢です。ひとはついついそのおかれている環境のせいにしがちです。
毎度の台詞で恐縮ですが、頑張っている方がたに肖って努力と工夫とアイデアで現状を打破していきましょう。必殺技はありません。計画を立て、情報やデータを集めて分析、テストする、評価する、学ぶ、また計画…です。
現場に戻る
今年はもっともっと現場に戻りたいと思います。リモートワークとオンラインミーティングが進んで、実際に現地を踏む機会がかなり減ってしまっています。働く方たちの姿を直接拝見する機会がかなり少なくなってしまっているのです。私にとっては、今までなにかを感じたり、新たなものを発見したりするとても大切な場所でした。もちろん制約や配慮を忘れていけませんが、新しい生活様式と言われ、それが定着していくように、新しいビジネス様式、新しいビジネスルールが生まれ、そして定着していくものなのだと思います。
変化を嫌わない
新しい様式のようなものが生まれるとそれに対して多かれ少なかれ拒否反応をおこす方が一定数おられます。年齢を重ねられるほど、また女性よりも男性の方がそうなるような気がしますが一概には言えないと思います。変化を恐れずむしろ歓迎することだと思います。変化あるところには必ずチャンスまたはビジネスチャンスも生まれます。歴史を重ねいつまでも変わらないものも大事ですが、状況ともに変化・進化していくこともまた生き残るための必然でしょう。正しく知り正しく変わりましょう。
変化を嫌わず現場に戻る私、和田を本年もどうぞよろしくお願いします。
今こちらをお読みいただいている皆さまと、今年は是非リアルでお会いできることを願って私の2023年の年頭所感とさせていただきます。
JECCICA客員講師 和田 務
株式会社シーズファクト代表取締役社長 クライアントサイドに立ったITコンサルティングを経営、業務改善、物流といった幅広い視点から行い、企画から運用・保守まで全てのフェーズでのプロジェクト支援が可能。複数のITベンチャー企業の設立・経営に参画し、幅広い人脈を生かしての新規ビジネスの企画、アライアンス提案も行う。