2020年 年頭所感 江藤政親

新年明けましておめでとうございます♪
本年もよろしくお願い申し上げます。

慎ましい新年の年頭所感は他の方にお任せするとしまして、
カジュアルな年頭所感にて・・。

昨年もいろんな事がEC業界にありましたが、これからの事を占うのに
気になるポイントをいくつか考察してみました。

メルカリ総流通額1兆円超えでも赤字・・。
もちろん、理由はペイペイ合戦の代償なんですが、このまま続けて持つのかな・・。
という点と鹿島アントラーズを手中に入れたその後が気になります。
楽天市場も出店者数が完全に頭打ちになってから、球団を手に入れ、一気に出店者も売上げも増加させた過去があるだけに、メルカリ流通額。
どこまでいくのか・・。

ECの商流を一気に変える可能性がある抑えておきたい点です。

ペイペ合戦の立役者であるYahoo!といえば、
アスクル買収失敗からのとZOZOとの合併。YAHOO!とのLINEの合併と豪華2本立てが立て続けにでてきました。
数字だけで見ると国内のEC業界のバランスに大分変化が起こりそうです。

これもご期待ください！

あれっ、我らが国内の雄であった楽天・・。
かわいそすぎる・・。
打ち立てた戦略は僕は非常に共感するものでした、
実現できれば・・。
いつもの強引な独禁法定食で、社内外に敵ありです。
がんばれ〜♪
でも、うちのお客様は楽天でもちゃんと昨対より売上げあげてます。

次に忘れてはいけない物流問題。
あれだけ、人が足りない、給与が安いと騒ぎ立て、配送料の度重なる値上げをして、世の中のイシューまでにさせた、あっぱれヤマト運輸。
現在、大赤字で値下げしてお客様を各社から引っぺがしてる様子。
負けじと佐川もと値段合戦が始まっています。
俊敏な動きの出来ない日本郵便からまた奪い2強にするつもりなのか・・。
いずれにしてもあの大義はなんだったろうか・・。

みんながヤマトに戻るのか？
乞うご期待です。

Ａｍａｚｏｎも米国ではウォルマートの逆襲を受けているとニュースが飛び交っています。やはり強いリアル。海外の投資家は今年初めから言い続けてました。
これも目が離せません。

そして、これらECを取り巻く2020年のトピックの点が、
オリンピックアフターの未曾有の不景気にどう影響が出てくるのでしょうか？

名だたる政治家も経済学者も事業家もこぞって共通しているオリンピックアフターの不景気予測。
各オリンピック開催国は例外なく大不況に見舞われてます。前回の東京オリンピック後も不景気到来しているのです。

ノストラダムスの予言は外れましたが、今回は間違いなく来そうです。
一番は失業率。
すでに大手の首切りがバンバンはじまっています。
消費税増にともなう物価上昇。
徐々に始まっている格安海外輸入品。
前回の東京オリンピックは倒産件数3倍に膨れたそうです。
日本の株価・・・。このままもつのでしょうか・・。

そういう意味では、不景気に強そうなリユースのメルカリの本業は順調なので、ペイペイ合戦に参加しない方がいいような気がします。
今年は合併による数字の見せ方に幅が効くようになったYAHOO!に風が吹いていると思います。ましてや動きが早い。
ZOZO、LINE、Yahoo!は未曾有の不況に花開く気が・・・します。
マイナス要因があるといえば、投資に失敗続きの親のソフトバンクの影響かなと・・。

楽天は・・。
うまくいくといいね♪
がんばれ〜♪

ヤマト、社長以下役員全員交代ってならなきゃいいですが・・。
あっ決してドライバーは悪くないです。
頑張ってます！

Amazonはまだ米国の動きなので日本はまだ静観です。
ということはまだまだ元気。
Amazon一強です。

それぞれ関係各所、おいおい！っていうネタもあるかと思いますが、
カジュアルな未来予測ということで、新年のご笑納願います。

本年の1年の動向を楽しみながら激動のEC業界を楽しみましょう！

というメッセージを込めました年頭所感にさせていただきました。

このような厳しい現状を見据えながら、楽しみをもってEC支援ができる協会でありたいと特に今年は思っております。

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