2019年年頭所感菅原渉

新年あけましておめでとうございます。

2020年の東京オリンピックまで、あと1年弱となりました。
オリンピックムードの加熱に比例して、EC業界もますます発展してきました。みなさまの2018年は、どんな1年でしたでしょうか？私がEC業界に入った20年前と比較すると、日常生活やビジネスに「EC」が本当に根付いたと思います。年々進化しているEC業界、2017年を振り返ると次の3つのことが印象深かったです。

1:スマートフォン対策がますます重要に
5年前から比較するとスマートフォンによるネット接続が1.8倍増になり、ネットショッピング利用ではスマートフォン利用が74%という調査結果があります。Googleもスマートフォンサイトの見やすさ・使いやすさを重要視しているので、まめにGoogleサーチコンソールの「モバイルユーザビリティ」のチェックが必要になってきました。

2:ネットショッピングの利便性が高まった
「ZOZOスーツ」で自分の体のサイズにあった服が注文しやすくなったり、「Amazonプライム」では定額制で音楽や動画を楽しめたり、インターネットを通して生活が豊かになった1年でした。私が利用しているSoftBankではカスタマーサポートにチャットサービスの利用が始まり、オペレーターに電話がつながるまでの無駄な時間がなくなり精神衛生が良くなりました。チャットサービスはもっともっと広まっていただきたいです。特に公的機関・金融機関への展開を希望します。

3:大手資本のECサイト躍進
独自ドメインサイト・モール共に、大手資本のECサイトの躍進がさらに進みました。その影響で苦戦している中小零細のECサイトも散見しています。中小零細の方々におきましては、いろいろと悩ましかったかまおしれませんが、中小零細だから出来る「フットワークの良さ」「ホスピタリティ」「ブランディング」を活用して、大手資本に負けないECサイトへ成長していただきたいと切に願っております。

オリンピックまであと1年弱、この世の中がどのように変化するのか、胸が踊ります。
2019年がみなさまにとって良い一年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。