【ECコンサルタントによる「勝手にECサイト分析」】42 ジャパンEコマースコンサルタント協会 松本順士理事〈ブラケット「Shoes of prey」〉/「体験」「感動」など女性を喜ばせる要素
オーダーメード・シューズ、カスタムシューズの「Shoes of prey(シューズ・オブ・プレイ)」は、世界でたった一つのオリジナルシューズをオンライン上でデザインし、購入することができるサービスだ。
ヒールの高さ、素材、色、形、デコレーション、全てお客さまの思い通り。
靴のカスタムメード、オーダーメードサービスができる。
「シューズ・オブ・プレイ」の魅力はオーダーメードだけではない。
人気のデザインを選ぶことも、SNSで人気の商品を買うこともできる。
オーダーの仕方は、フラットシューズ、ヒール、サンダル、ブーツなど12種類のデザインを選び、「素材」「スタイル」「ヒール」「デコレーション」を選んでいく。
カラーや柄だけでも、200以上から選ぶことができる。
実際、選んだカラーが画像に反映されるため、自分がまるでデザインをしているように選んでいける。
96兆通りもあるデザインで、人とデザインがかぶることなく、自分の思い描くシューズをオーダーすることができる。
価格は1万2500円~2万3500円。
PCに限らず、タブレットやスマホでもタッチするだけで、自分だけのシューズが簡単にオーダーできる。
オーダーシューズなので一つ一つが職人の手作り。
そのため商品の到着に約5週間かかるという。
売れるECサイトとは何か119643世界に一つだけのシューズ。
「シューズ・オブ・プレイ」でしか買うことができない。それも簡単に安く作れる。
すごいのはオーダーメードなのに、もしオーダーした靴のサイズが足に合わなかった場合や、オーダーしたものが気にいらなかったら、「シューズ・オブ・プレイ」が満足するまで無料でリメーク、または返金をしてくれるところだ。
サイト、商品、サービスの全てにおいて、完璧なサイトだ。
売れるECサイトとは、価格や利便性だけではなく、「体験」「感動」「限定」と、女性を喜ばせる要素が必要だ。
※記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。
JECCICA理事・特別講師 松本 順士
数々のECサイトを運営し、レディースアパレルブランド「GRL」を立ち上げ、4年で年商30億に成長させた実績をもつ。ECコンサルティング業務にて多くのクライアントを成功に導いている。