【勝手にECサイト分析】防音・インテリア「ピアリビング」/顧客の立場で商品、施工方法を紹介
グーグル、ヤフーで「防音」の文言を検索すると、防音建材の専門店「ピアリビング」というECサイトがトップ表示される。
約1400万件のサイトがヒットする中、トップで表示されるのはすごいことだが、このECサイトをのぞいてみると、上位表示されていることがうなずけるコンテンツ内容となっている。
内装工事をやっていたご主人の関係で、防音カーペットを個人的にオークションで小規模で販売を始めたそうだ。
その頃からたくさんの防音に関する悲痛な相談メールが集まり、「こんなにも困っている人がいるのか」とただ驚くばかりで、福岡県宗像市で93年に防音対策商品の商品化と販売の事業を始めた防音建材専門のECサイトだ。
防音に悩むお客さまの声を拾い、商品開発をして販売。
そして、お客さまから感謝の声をいただき、「防音」という難しい壁を「安心」に変えていく仕事の喜びを、施工例や店長ブログで発信している。
サイトには、事例別や対策別で防音対策の提案をする「お悩み解決ガイド」、どういった部屋にはどういう商品で防音施工をすべきかを写真付きで紹介している「防音工事施工例」、新商品や防音工法などを紹介する「店長ブログ」などのコンテンツがある。
防音商品に関する記事のほか、日々の生活の出来事をブログで発信することで、防音に悩むお客さまがより親近感と安心を持てるのではないかと思う。
お客さまの立場になって、自分で設置できる防音カーペットやカーテンなどを販売。20年以上続けてきた防音専門店としての防音経験による知恵の詰まった防音オリジナル製品を販売している「簡単防音からプロの防音まで対応」。とても好感が持てるECサイトだと思う。
消契法・特商法「中間報告」説明会
消費者委員会事務局は9月17日、消費者契約法専門調査会と特定商取引法専門調査会の「中間報告」に関する説明会を都内で開催し、各調査会の審議状況を報告した。
事務局の担当官は、特商法専門調査会では意見が集約されていない課題も多く、今秋以降も検討を続けると説明した。
個別の取引類型の課題についても説明。通信販売の虚偽・誇大広告に関する取消権の導入などを引き続き検討する方針とした。
出席者から、事業者を「消費者」と見なす線引きのあり方を問われた事務局は「消契法では団体は一律に事業者として扱われているが、調査会の委員からは、法改正も含めて線引きを再検討するべきとの指摘も出ている」と話した。
各調査会の人選は継続中。審議スケジュールは人事の決定を待って公表される。
アドバンスト・メディア人工知能で顧客対応コンタクトセンターで活用
音声認識サービス開発のアドバンスト・メディアは10月1日、人工知能を利用した顧客対応システムの販売を始めた。合成音声で問い合わせ対応や商品提案を自動化する。多言語のコンタクトセンターへの活用も試験的に行っているという。
システムの名称は「AmiAgent(アミエージェント)」。電話やチャット、スマートフォンアプリのキャラクターなどに利用できる。
人工知能が問い合わせ内容を認識し、商品情報など決まった内容はシステムが合成音声で回答し、個別に対応が必要な場合はコールセンターにつなぐといった処理を自動で行う。
システムの発表会では、アプリのキャラクターが新商品情報を紹介し、音声で質問への回答やサンプル送付を受け付けるといった利用例を紹介した。
ステムの初期費用は200万円から。利用料金は個別見積もりとなる。
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