2022年 年頭所感 河野貴伸
みなさま、昨年は大変お世話になりました。
本年も何卒宜しくお願い申し上げます。
2022年はECの業界においても大きなインパクトが期待される「Web 3」が本格的に普及し始める年になると感じています。
併せて、昨年の年頭でもお話をさせていただいた「オムニチャネル」を進める「オムニテック」が飛躍する年でもあると感じています。
コロナ後の世界において、リテールはどうなっていくのか。
オフラインでの体験価値向上やオン・オフラインの垣根を越えたフラットなブランド体験が求められることは当たり前になってくるでしょう。
また、オンラインの世界においては「メタバース」なども視野に入れる必要も出てきます。
EC担当者にとっては、ますます担当範囲が広がっていくのに、目の前の業務は忙しくなるばかり・・・この状況を打破した企業こそが、2022年以降に有利なスタートダッシュをきれることは間違いありません。
ECチームの上司の方は自分達のチームを最大限評価し、会社内でのプレゼンスをどんどん上げていってください。経営者の方は、今こそECチームの拡充、強化に投資を行ってください。テクノロジーが進んでもそのコントロールは人の役割であることは変わっていません。
2022年もまた、さまざまな新しいキーワードが出てくると予測されますが、それらを咀嚼し、実行にうつせる人材を採用、育成、強化することが、真の重要なキーワードであると考えております。
みなさんにとって、2022年が飛躍の年でありますように。
JECCICA客員講師 河野 貴伸
株式会社フラクタ 代表取締役
EC-CUBEエバンジェリスト
Eコマースに関わる人材育成とブランディングに重点を置き、業界の発展とEC-CUBEの普及、デジタルイノベーションの推進支援をメインに全国でセミナー及び執筆活動中。