2023年年頭所感和田聖翔

あけましておめでとうございます。
2022年は世界的にコロナという大きな出来事がありまして、ビジネスのあり方を勉強し直す機会になりました。EC業界をはじめ、世界的に大きな変化があったと思います。それは、世界越境、世界流通の壁を打破、会うことなく商品、サービスが流通する時代になったというDXの変化です。

もともと、書籍は本で買い、商品はスーパー、百貨店で購入することが当たり前の時代から、電気書籍、ECと当たり前の時代となっています。それに加えて、越境が盛んになり世界から必要な商品が双方向で届く時代。また、高額商品であったとしても、商社を通さずにプラットフォームを介して、機器や原料、商品の流通など、過去には考えられない方法での取引が進んでいます。

B2B取引で企業同士がお会いすることなく発注することはあるか！？私たちの会社はSaaSでECプラットフォーム「侍カート」、CRM/MA/LINEツール「MOTENASU」を提供していますが、問い合わせから製品説明をWEB会議で行い、メールで御見積書兼御発注書を送付することがあります。できる限り、クライアントの会社へ挨拶に行き、御発注の流れを進めているのですが、お会いすることなく契約締結になることが多くなりました。

また、逆の話もあり、当方もお会いしたことのない企業との取引を開始することもあります。会社の信用調査を行い、契約からサービスを受けるという現実。これは、EC化に近づいたビジネスモデルでもあると思います。世の中、商品・サービスは口コミで消費者が判断することが多くなっていて、その情報の中で判断するような時代にもなりました。

WEBのテクノロジーや性質を理解することで、ある意味、ビジネスチャンスが到来と言っても過言ではありません。ただし、自分たちだけではなく、競合他社も同様でチャンスがあり、WEBを駆使したマーケティングが得意な会社は成長し続けるのではないかと感じる今日この頃です。このようにデジタルと上手く向き合うことで、どこの会社も成長できる機会があることから、2023年も一層デジタル支援には力を注ぐ所存でございます。

本年もよろしくお願いいたします。