2018年頭所感　松橋正一

新年快楽！
2017年は、予想通りECモールでの動き変化が激しい年でした。楽天内サーチアルゴリズムは何度となく変わり、カートまわりも変わりました。2016年にはその効果を高く評価され好調だったヤフーPRオプション広告も「PRオプション広告のステマ疑惑」「PRオプション広告の効果は？」「PRオプション広告は無駄打ち？」と疑問視され、陰りを見せ始めました。Amazonにおいては2016年にFBA出荷規制を行いFBA利用者の締め付けたと思いきや、2017年はほぼ一年に渡って「FBA納品時の配送料無料キャンペーン」、一部のジャンルで「FBA配送商品の販売手数料割引キャンペーン」の優遇策に転じました。ECモールの変化は本当に激しいものでした。

2018年も同様にECモールでの変化は激しいものになると思います。前まで有効なプロモーション手法だったものが必ずしも有効と言えないと感じるものもあるかも知れません。 AIスピーカーもGoogleやソニーなどの各メーカーから発売され、「キーボードが消える日」「Google、Yahoo！検索が消える日」「PPC広告が消える日」もそう遠くないかも知れません。そのような時がいつ来てもいいように、それら変化を素早く捕らえるアンテナをあちらこちらに張り巡らし、サポート手法を常に最適化していくつもりです。ECショップのコンサルは、一度のサービス提供で完結するビジネスではなく、先を読めるよう常に新たな情報を収集しながらECショップの上書きサポートビジネスを行っていかなければなりません。

業務以外も毎年恒例の年中行事があります。これらの年中行事を欠かすことなくやり遂げることが重要と思っています。年中行事をやり遂げることが「健康、体力、経済」のバロメータであり、2018年頭所感での目標は「毎年恒例の年中行事を全てやり遂げる」です。