やる気の科学と、やる気スイッチの場所

バックキャスティングの菅原です。

2021年になって、1ヶ月が経過。
スタートダッシュはいかがでしょうか？

コロナ禍や気温の変動で体調を崩しがちですが体調の変化は仕事に影響するのはもちろんメンタルにも影響します。

ネットショップ運営をしているといろいろメンタルをやられがちです。

そこで、社員教育をする際にお伝えしている「やる気がなくなる原因と解消法」について共有させていただきます。

「やる気」の科学
「努力と根性」はもちろん重要ですがどうしても「やる気」がおきないこと、ありますよね？

やる気は、科学的に証明されつつあります。
もし、やる気が出ないことがあれば下記の6つ項目で違和感がないかチェックしてみて下さい。

1.運動不足
2.口ぐせ
3.行動管理・実行力
4.マンネリ
5.睡眠・体調
6.バイオリズム

1.運動不足
デスクワークの時間が多い上にコロナ禍の影響で外出する機会が減って運動不足の方が増えています。

運動不足で消費カロリーが減ると「ミトコンドリア」が働かなくなり体内エネルギーが生まれなくなります。

それが「やる気」がなくなる原因です。

▼解消法
運動するのが一番ですが、最近増えているのが昇降式デスクで「立ちながら仕事」です。
（例）サンワダイレクト 昇降デスク
https://direct.sanwa.co.jp/ItemList/001002044042

2.口ぐせ
「○○しなきゃ」「○○やらないといけない」

これ、やる気がなくなる原因です。
ついつい出ていませんか？

「～しなければいけない」は受動的な言葉なので自分に向けて「主体性を無くす自己暗示」をかけてしまいます。

主体性を無くすことがやる気が出なくなる原因です。
（専門用語で、学習性無力感と言います）

▼解消法
　「○○する！」、「○○しよう」に変えるだけです。

3.行動管理・実行力
未完了のタスク（やること）が溜まっているとそれが気になって集中力が低下します。
（ツァイガルニク効果）

他のことをしていても気になってテンションが上がらないこと、ありませんか？

▼解消法
タスクをひたすらこなすしかありません。
そもそも「タスク管理」が出来ているか？

タスク管理をしていない方はまずは、紙やポストイットに書き出して完了した喜びを味わうようにしてください。

4.マンネリ
同じことを繰り返していると「慣れ」が出てきて「マンネリ化」します。
好奇心が薄れて、ミスが生じる原因にも。

▼解消法
コンフォート（安心できる）ゾーンから脱出しましょう。

いつもの業務なら「30秒早く終わらせるためには？」と工夫をする。

仕事する環境を変えることもマンネリ防止につながります。

5.睡眠・体調
やる気は「ドーパミンの分泌」に影響されます。運動不足・睡眠不足はドーパミンが分泌されません。

ガス欠の車が動かないのと同じ原理になります。

▼解消法
良質な睡眠・運動と体調管理しかありません。

良質な睡眠はダイエットにもつながりますよ！

6.バイオリズム
特に今の時期は、寒暖の差の影響で体調・メンタルの変化が起きやすいです。
気候の変化・決まった時期（毎年○月）にやる気が無くなることもあります。

あとは、女性の身体のしくみでメンタルに影響が出ることも。

▼解消法
ここについてはコントロールできないので「受け入れる」「たくさん寝る」などで対処するしかありません。

人間、完璧ではないので受け入れることも大事です。

■ やる気スイッチ！
実は、人間に「やる気スイッチ」はあるんです！
でも、触る事はできません。

「側坐核（そくざかく）」

が、人間のやる気スイッチです。
どうやったら、やる気スイッチがオンになるのでしょうか？

　　まず始める
　　　　↓
　　5～10分で「作業興奮」発生
　　　　↓
　　やる気スイッチON！

です。

つまり、まず始めること。
行動が先、やる気は後です。

テンションが落ちた時の参考にしてください！

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