JECCICA ECデザイン大賞受賞した制作会社のご紹介
2017年
JECCICA ECデザイン大賞
ダイヤモンド賞 達磨 正宗様
コメント
達磨正宗様は、古酒の蔵元として世界的にも有名で、ネット通販しています。(創業180年)
古酒とは、日本酒を熟成させてより美味しくした酒で、海外のワインの文化と似ています。
古酒専用に酒を仕込み、何年もかけてじっくりと熟成させることで、旨味を引き出すことに挑戦されています。
古酒の中でも、昭和50年代から熟成させている「ビンテージ古酒」は、各種年代ごとに熟成させた酒が揃っています。
「ビンテージ古酒」は、その当時に作った分量しか提供できないため、希少価値がとても高く、ギフトに人気の酒です。
デザイン
達磨正宗様の商品は、海外のお客様にもとても人気が高い商品です。
海外の小売店様や新規のお取引様は、達磨正宗様のこちらのサイトを翻訳し、説明文を読んだり作っていることがわかりました。
そこで、サイトの内容をgoogle翻訳等をつかって翻訳できる様に、テキストベースでデザインしました。
一般的に写真の上に文字を載せた場合、見た目上美しく表現できる一方、翻訳はできない課題がありますが、「見た目の美しさ」と「翻訳」、この2つを取り入れることができる様にデザインしました。
(一部の画像では、画像の上に日本語文字を掲載していますが、商品の基本情報は全て翻訳できる状態にしています。)
●国内外問わず、1人でも多くのお客様に商品の素晴らしさを知っていただける様にー
海外向けは、言語を対応させたパンフレットを作る案もありますが、紙媒体は情報鮮度を維持しにくく、商品説明や価格の変更への対応スピードが遅くなってしまいます。
また、各言語毎にパンフレットを作るとコストも高くなりすぎてしまいます。
その意味でも、google翻訳への対応できるサイトをと考えました。
小売店様や、将来の取引先様にgoogle翻訳を使っていただくことで、100カ国以上の言語で翻訳できるようになります。
レイアウト
特徴的な点は、商品一覧ページと商品詳細ページです。
商品写真の訴求力向上を目指し、1カラムレイアウトにしました。
商品一覧ページでは、お酒の容量によって価格が異なるため、価格を一覧表示する点に工夫しています。
アマゾンのサイトや一般的なECサイトの商品一覧ページででの価格違いの商品は、
・価格を1つだけ掲載する(000円?)
・最も安い価格を掲載するパターン
・価格帯の幅を掲載する(000円?0,000円)
・手動でページを作り全価格帯を掲載する
等が主流ですが、達磨正宗様のサイトでは、容量別の価格をDBから自動的に呼び出して掲載しています。
(手動での掲載ではないため、価格の修正を行う時の入力ミスがなくなります。)
価格を一覧表示させる上でも、1カラムレウアウトは有効で、容量や価格の所の文字を改行させることなく、わかりやすくしました。
(2カラムレイアウトは、メインカラムの横幅が狭くなるため、文字が改行され見えにくくなります。)
スマホサイトも同様に、容量違いの価格をわかりやすく表現出来る様、工夫しています。
商品詳細ページでは、ファーストビューに大きな商品写真を横幅いっぱいに掲載できるようにしました。
容量違いの商品画像は、容量選択のプルダウンメニューを選択すると自動で切り替えるようにしています。
また、プルダウンメニューを操作しない場合でも、容量違いの商品画像がページ内できちんとわかるようにしています。
ここを実現するために、PCとスマホで使用している商品画像はそれぞれ違うものを用意して表示しています。
お客様の声は、店舗で直接記入いただいたり、FAXやお手紙でいただくものも掲載できるようにしました。
一般的に、ネット以外のお客様の声の場合は、スター評価がない場合も多いかと思います。
その場合は、お客様の声のスターの計算(平均評価点の計算や集計)ができず、DB上も混在させることができません。
そこで、達磨正宗様のサイトでは、ネットとリアルのレビューの両方をシステムで登録したり、自動計算できるようにし、商品一覧ページ等でも自動で呼び出すように工夫しました。
写真/動画(クオリティ・量)
動画があるものは動画を掲載しています。
動画の縦横のサイズは、デバイスや解像度とあっている状態で見える様に工夫しています。
例:https://www.daruma-masamune.co.jp/products/detail.php?product_id=90
例:https://www.daruma-masamune.co.jp/ct/about/
キャッチコピー
達磨正宗様の人気商品、「未来へ」と「ビンテージ古酒」のキャッチコピーにこだわりました。
用途と贈る人の気持ちや願いを込めたものにしました。
例1:子供の出産祝いに人気の酒「未来へ」の場合
https://www.daruma-masamune.co.jp/products/detail.php?product_id=51
(20年間、家で熟成させて飲むお酒です。)
・出産祝いを贈る側ももらう側も、生まれたばかりの子供が健やかに成長するのを願っている。
コピー1:「元気におおきくなってね」
コピー2:「ハタチになったら一緒に飲もう」
コピー3:「未来を願う酒」
コピー4:「貴方と共に過ごした時間を味わう」
例2:結婚式で花嫁・花婿に人気の酒「ビンテージ古酒」の場合
https://www.daruma-masamune.co.jp/vintage-wedding.php
・用途は、花嫁・花婿から親へのプレゼント。
・願いは、花嫁・花婿から親への感謝の気持ち。
コピー:育ててくれてありがとう。(花嫁の写真と一緒に。)
結果、これらのページのCVRは他の商品よりとても高い値で推移しています。
WEBテクノロジー(jquery,java,CSS)
全ページ常時暗号化通信で実装しました。
プログラムは、多様なデバイスに対応できる様ベーシックなもので構築しています。
フロント側では、カテゴリー毎の売れ筋ランキングをリアルタイムで集計表示しています。
商品詳細ページでは、商品の容量や種類を選択した際、商品画像を同時に切り替えたり、カート内で熨斗への対応や、メッセージカードを記入しやすくする等の工夫をしています。
管理画面側では、達磨正宗様の商品属性を考慮して、容量やサイズ、アルコール度数等の基本情報を簡単に登録できる様にしました。
また、表示速度・応答速度をアップさせることができる様、プログラムの組み方も工夫しています。
PCとスマホサイトで切り替えができるようにし、同一URLで展開しています。
(googleのモバイルフレンドリーテストも検証済み。)
システム面はEC CUBEを使用。
EC CUBE公式認定の「秀逸事例」に認定されました。
(同バージョンの公式掲載事例273件中、公開秀逸事例6件の中に選ばれました。)
また、達磨正宗様の事例を通じて、弊社はカスタマイズエキスパートとクリエイティブエキスパートにも認定されました。
カスタマイズエキスパートとクリエイティブエキスパートの2つの認定を付与されているEC CUBEの公式パートナー制作会社は、全132社中、日本全国でも6社のみです。
(2017年3月29日現在)
市場優位性・差別化演出
達磨正宗様の商品は、長い年月を経て熟成させた古酒のため、商品そのものに市場優位性があります。
何年、何十年も前から古酒専用に仕込んだ酒達は、希少価値も高く、唯一無二の酒です。
コンセプトの明確化
日本酒・古酒の蔵元、達磨正宗の「オフィシャルサイト」であることをコンセプトにしています。
オフィシャルサイトの役割として、一般のお客様はもちろんのこと、小売店様、販売代理店様等、国外のお客様にもサイトをご利用いただける様に工夫しました。
色覚障害の方もサイトをご利用いただける様、P型(1型)色覚やD型(2型)色覚の方へも情報が伝わる様に配慮しました。
JECCICA ECデザイン大賞
プラチナ賞 ワイシャツ通販 ozie様
コメント
当店は、無店舗型オンラインストアながら、お客様への「接客」を重視している。
スマホユーザの来訪数が70%前後を占める傾向が見られ始めたため
従来のPC接客を見直し、スマホ画面での「接客」のあり方を追求した。
主に、
入口となるコンテンツページのPC→スマホ対応
ハブページとなるトップページでのアパレルとしてのブランド訴求
デザイン目的
情報収集・店舗利便性・ブランド価値
3つの要素をバランスよく向上させる
課題
・エモーショナル(感性)商材
・スマホユーザ向け
解決方法
・情報を、文字ではなくビジュアル要素(感性)で伝える
・文字情報のピクトグラム化
・コピーライティングによる文字数短縮化
色使い レイアウト メリハリ
PCとスマホでは求められているものが異なるためデザインを変えた。
・PC:購入メイン、スマホ:情報収集メイン
→検索キーワードから、デバイス毎の流入比率と購入比率を比較すると明らか
更新等作業はPC・スマホ両対応で面倒になるが、ユーザビリティを考えて
PCとスマホは別物のデザインにした。
あえてレスポンシブにしない。(ただしURLは統一)
コンペチターを分析して、自社はどのゾーニングで行くか?
→デザインとブランディング重視=TOPページはPCと違い、見た目の重厚感重視。
白と黒を貴重にゴールドを織り交ぜたシャープなイメージ。
カテゴリー名はあえて英語で統一。
↓
ここまで思いっきりPCと違いを出せたのは、TOPページへの流入が少ないから。
検索機能の充実→シャツのことをわかっている人は、自分のほしいキーワードを選べば商品を絞りやすく。(たくさん見せるより絞り込むことが大切。)
→ヘッダ 虫眼鏡ピクトグラム
レコメンドでカテゴリーの売れ筋を一番上に表示→わからない人でも、とりあえずこれを買えば安心、というデザイン設計。
http://www.ozie.co.jp/fs/shirts/c/mens-shirts
・回遊性重視→コンテンツに入ってくることが大半なので、そのあとページ遷移しやすいように。
http://www.ozie.co.jp/sm/base/chief.html
http://www.ozie.co.jp/sm/base/top.html
写真/動画(クオリティ・量)
■写真
利用者層の興味関心と、ブランドの目指す方向性が合致する撮影。
特にトップページ部分のレタッチ表現(色調・ハイライト加工など)には、設計作業と検討を繰り返した。
トップページURL:※スマホのみで表示可能:PCでは別画面が表示されます。
http://www.ozie.co.jp/fs/shirts/c/
・商品ページは自動生成で非常に楽。
■動画
動画があるものはページ上部に配置。
コンテンツページにもノウハウの動画を配置。
http://www.ozie.co.jp/fs/shirts/c/horizontal
http://www.ozie.co.jp/fs/shirts/c/italian-skipper
http://www.ozie.co.jp/base/stole.html
https://www.youtube.com/user/oziejp
キャッチコピー
アパレルという商品の特性上、テキストは使わずビジュアル情報をキーとした。(TOP:ファーストビュー)
その他箇所でも、テキスト情報は利便性を失わないよう極力削ぎ落としている。
トップページのファーストビューでは、レタッチ(写真加工)による表現に
ピクトグラム設計(文字のアイコン化)に、ozieらしさとしての、商品デザインや利用者の目的を反映させた。
・ピクトグラムはすべてゼロから設計、検討・修正を繰り返した
WEBテクノロジー(jquery,java,CSS)
・トップページ はじめての方へ を写真を見せた後に表示
・SVGによる導線誘導(ハンバーガーメニューの変形など)
・SVGによるピクトグラム表現(メニュー部やカテゴリトップなど)
http://www.ozie.co.jp/fs/shirts/c/mens-shirts?grid=top_ct
・メニューの階層化と調整
市場優位性・差別化演出
・品揃え、価格、利便性といったEC店舗としての価値にくわえて
品質、センスなど、継続してお客様から愛される
「アパレル・ブランド」としての価値訴求も追求した。
特にスマホトップは、着地ページよりもハブページとしての役割が大きく
販売よりも感性訴求に力点を置いた。
コンセプトの明確化
「ozie シャツを着ることで得られる体験」を伝える
・ビジネスシャツをファッションとしても高い次元で着こなしていただけること
・ファッション感度の高いユーザ達は、シャツの命は「サイズ」であることを知っており、
フィット感を大切にし、サイズを選定している。スマホでもそれが実現できることを
お使い頂きながらコンセプトをご理解いただけるよう工夫した。
JECCICA ECデザイン大賞
ゴールド賞 日本デザインストア様
コメント
日本デザインストアは日本の工芸品・手仕事品を取り揃えているECショップです。
当店では大切な贈り物としてお品物をご用意させていただくことが多く、
さらに「結婚式の引き出物」でのご利用も増えてまいりました。
「結婚式場では自分たちのイメージにあった引き出物がない」「こだわりの工芸品を見つけたけど入手困難で人数分数を揃えられない」そんなお悩みをお持ちのお客様のお力になりたいと、お客様の気持ちに寄り添い、こちらの引き出物専用のページを作成いたしました。
お客様のご要望や、行動分析などをもとにPDCAを回し、現在のページが出来上がったのは、ページ立ち上げから大きな改善のみですと合わせて4度めとなります。
ご利用頂いたお客様からはお喜びの声をいただいており、当店としましても、とても嬉しく存じております。
日本の良い物を特別な贈り物に。そんな思いを持ったお客様にひとりでも多くご利用頂けるよう、
また日本の良い物がひとりでも多くの方に触れていただけるよう、より一層精進して参ります。
2016年
JECCICA ECデザイン大賞
ダイヤモンド賞 AISHA様
- デザイン
- PC
- モバイル
- 女性
- イチから
- リニューアル
- 運営代行
女性向けのデザインが得意です。
女性のお客様向けにリアル店舗を作る際、お客様の年代や感性に応じて、内装や外装を美しくしたり、清潔で快適性に優れたものにされると思います。
女性スタッフ向けにオフィスを作る際も、同様にされるのではないでしょうか。
私たちが作るホームページもこれらと同様に、お客様のホームページを女性向けに企画設計し、デザインを丁寧に作ります。
信頼・安心できるホームページを目指します。
お客様がホームページに訪問した際、まず最初に見た目をチェックされます。
次に、そのホームページが信頼できるかどうか様々な観点から評価し、アクション(お問い合わせやご予約、商品購入など)を行います。
私たちのホームページ制作サービスでは、これらの評価をクリアできるよう、「信頼・安心できるホームページ」を目指し、制作に取り組みます。
運営しやすい作りで、お客様による運用率は95%を達成
私たちが考えるホームページ運用の成功秘訣は2つあります。
1つ目は、ホームページ公開後はお客様ご自身(社内)で運用・更新すること。2つ目は、改善と改良を繰り返しながら、独自のノウハウを蓄積し活用することです。
そう考える私たちは、運用・更新のしやすさに配慮して制作しています。
結果、「お客様ご自身による運用率は95%」を達成しています。(2012年2月現在)私たちにとってこの試みは、お客様から更新費用をいただけないため、売上減少につながります。また、他の制作会社と比較しても珍しく、AISHAだけの試みかもしれません。
しかし全てはお客様のため―DREAMWEAVERなどのホームページ管理ソフトを使った運用も、CMS(WordPressやMovable Type)を活用した運用も、運用指導や無償メール相談を通じて、しっかりサポートいたします。
親切丁寧、愛情いっぱいの対応がモットーです。
ホームページを初めて持つ方は、不安でいっぱいかと思います。
例えば、「失敗したらどうしよう」、「自分で作ったほうが良いかな?」、「制作料金が安いところに依頼するほうが良いかな?」、「制作会社と馬があわなかったら」などなど。
残念ながら成功保証はできませんし、「絶対に売れます!」ともお約束できませんが、お客様の不安を軽減できるよう、親切丁寧、愛情いっぱいの対応でフォローします。
自分で作ったほうが良いかな?
制作料金が安いところに依頼する方が良いかな?というお悩みについて
確かにお客様ご自身で作られたほうが良い場合や、10万円以下で制作できる制作会社に依頼される方が良い場合もございます。その場合は、その旨を素直にお伝えしますので、どうぞご安心ください(^-^)
JECCICA ECデザイン大賞 ゴールド賞
日本デザイン・マーケティング株式会社
- デザイン
- マーケティング
- 写真
日本の文化・デザイン・技術を写真を通じて世界に発信します
日本各地の優れた文化・デザイン・技術をひろく集め、
世界中に発信し、その素晴らしさを実感してもらう事。
それが私たち日本デザイン・マーケティングの使命です。
作り手の想いが込められた手仕事品や工芸品
若手クリエイターによる新たなクリエイション
日本の風景、建造物、食文化そして日本人としての気質や豊かな感性。
それらを写真という万国共通の表現を通じて発信し、世界中の誰もが美しい日本に触れられるよう、大切に保管をしていきます。
100年先、200年先も、日本の文化・デザイン・技術が世界中で愛される事を願い、活動をしていきます。
JECCICA ECデザイン大賞 テクノロジーデザイン賞
ECコンサルカンパニー様
- デザイン
- PC
- モバイル
- イチから
- 運営代行
- コンサル
- SEO
新規開業コンサルティングサービス
EC事業者の64.3%が月商100万円未満を占め、
年商1億円以上のEC業者は全体の8.3%にしかなっていません。
また、その1億円以上の業者の売上が、EC業界全体の91%を占めているのです。
私たちは、8.3%に入るショップをオープンさせるお手伝いをさせていただきます。
EC経営の成功者をつくりあげるためのECグリットへの道
有名な外資系コンサル会社に「優秀なマネージャーの最速の育て方」を1億円かけて調査依頼したところ、結論は「優秀なインストラクターに教えてもらう」だったそうです。そう、つまり、成功したければ成功できた人に教えてもらうことが大切なのです。言い換えれば独学で成功できる可能性は極めて低いということです。
「仕事に対する考え方があってる人は絶対成功する」
ビジネスの絶対普遍の法則です。この「仕事に対する考え方」を成功者に教わり、売れるネットショップ運営の考え方を身につけ、あなた自身が変わることが絶対的に重要なのです。
まるごとおまかせECサイト運営代行
売上改善のためのコンサルティング、サイトの更新、商品登録、集客、メルマガの作成など、
ECに関わる業務をまるごと代行します。
お客様は受発注、在庫管理、顧客対応、商品開発などに専念していただけます。
毎月ミーティングを実施し、売上報告や販促企画などを立てます。
きちんとPDCAサイクルを回すことでお客様に代わって事業を成功に導きます。