2025年年頭所感小宮山真吾

新年あけましておめでとうございます。

皆様、新しい年を迎え、健やかにお過ごしのことと思います。
おかげさまで、弊社は今年で創業１８年目を迎えることができました。２０２５年が、テクノロジーの進化を通じて、新たな価値を創造する一年となることを願っています。

昨年は生成ＡＩの進化が特に注目されました。昨年10月3日の「Softbank World」において、ソフトバンクの孫正義氏は「ＡＩ技術が急速に進化しており、２?３年以内には汎用人工知能（ＡＧＩ）が、さらに１０年以内には超人工知能（ＡＳＩ）が実現する」という見解を示しました。この見解は、ＡＩ技術が我々の社会や経済に与えるインパクトを強調するものであり、技術革新が急速に進む現代の象徴ともいえます。

生成ＡＩの市場は、今後さらに急成長すると予測されています。総務省の報告によれば、２０２２年から２０３２年にかけて市場規模が約３３倍に拡大すると見込まれています。しかし一方で、日本国内での生成ＡＩの普及率は９.１%と、アメリカの４６.３%、ドイツの３４.６%と比べても非常に低い水準にとどまっています（総務省「令和６年版情報通信白書」より）。

この現状を受け、弊社では２０２５年は生成ＡＩ技術の利便性と安全性を広く伝え、透明性、公平性、プライバシー保護を基盤とした倫理的な活用を推進する一年としたいと考えています。生成ＡＩは、知識の拡張、新しいアイデアの創出、人々の生活の向上に大きな可能性を持っています。技術を正しく活用することで、社会全体に利益をもたらすことを目指しています。

また、今年も「地方の企業を元気にする」というミッションを大切にし、具体的かつ着実な取り組みを進めてまいります。一つ一つの課題に真摯に向き合い、技術革新と責任ある行動をもって、地域社会に貢献していく所存です。

本年もどうぞ変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
皆様のご健康とますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。