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2026年 年頭所感 川連一豊 — Eコマースの展望を見据えて —

新年を迎え、謹んでご挨拶を申し上げます。旧年中は格別のご厚情に預かり、心より御礼申し上げます。
2025年は、年始の私の大予測の通り、社会・経済ともに大きな変化が続きました。JECCICAとしては、新しい理事を迎え、皆様のご支援とご協力のおかげで、大きく代わり始めています。そして私たちは新たな一歩を踏み出そうとしています。

・2025年を振り返って
2025年は、生活やビジネスのデジタル化とテクノロジー化、AI化がさらに加速した一年でした。特にEコマース業界では、消費者ニーズの多様化やテクノロジーの進化により、サービスの質や利便性が大きく向上した年となりました。社会全体が「より便利に」「より安心に」を求める流れがある中、11月のブラックフライデーの爆発的な売上以降、物流が破綻してきています。バケツの水が弱いところからまさに流れ出ている状態です。また、コロナ禍から始まったEコマースへの流れがいったん止まったと思われる事象も多く発生していて、Eコマースへの投資が一気に止まった年でもあります。物価高になり、物流が破綻した結果、リアルへ戻ろうとする勢いが年末に向けて加速していました。

・2026年のEコマース予測
2026年のEコマース市場は、さらなる拡大と深化が見込まれています。AIやビッグデータ、顧客や在庫などの一元管理の活用が一層進み、パーソナライズされた購買体験が標準となっていくでしょう。ありえないほどの猛暑、大雨や竜巻と言った今まででは有りえない荒天、そして大地震への恐怖の中、否応なくサステナビリティへの意識が高まっていくと考えられます。コスト高とは言え、環境配慮型のサービスやエコ商品の取り扱いが増加していくと思われます。
また、当然ながら、オンラインとオフラインの垣根がますます低くなり、オムニチャネル戦略が企業成長の鍵になっていくことは間違い有りません。当然、日本国内だけではなく、越境ECの需要もますます高まり、グローバルへの進出が一層加速するのは必然となります。長い期間と失敗ノウハウからようやく越境ECについてもノウハウや実績が溜まってきていますので、これからが本格的な越境ECの成長期になります。

・今後の取り組み
大きな目線で世界を見ると、米国と中国の問題、その問題から受益を得ているベトナムを始めとする東南アジアの国々、ドイツやフランスといったEUとUKのさまざまな動きも私たちにかなり影響が出てくると考えられます。
変化の激しい時代だからこそ、そこにはチャンスが多いのは歴史が物語っています。柔軟な発想と超高速のアクションで、今まさに天の利、地の利、人の和で新しいビジネスを作っていく絶好の大きなチャンスだと言えます。
JECCICAは一般社団法人ジャパンEコマースコンサルタント協会から完全非営利型の一般社団法人ジャパンEコマースコンサルティング協会へと2026年2月より始動いたします。新たなコンサルティングの場としてのプラットフォームを目指していきたいと考えていますので、引き続き、皆様のご指導ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
最後に本年が皆様にとって素晴らしい一年となりますことを祈念いたしまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。

川連一豊プロフィール写真

代表理事 川連一豊

そろばん2級 書道6段 ヤマハデジタルプロコース卒業
浜松南高校普通課卒業  愛知大学法律経済学部卒業
学生時代より音楽活動を行う。1988年ヤマハ世界大会出場
ベストキーボードプレイヤー賞2年連続受賞などTVCM、TV番組、CGの制作に関わる。
インターネットでは楽天市場 2003年ジャンル賞受賞
楽天にて、モバイル講師  HTMLメルマガ講師
他ネットショップに関わる講師多数
2004年6月30日までソフトプレン株式会社営業課長
ネット店舗の店長兼任
2004年7月1日 独立
2004年8月11日 有限会社SAVAWAY設立
2009年9月ネットショップのおもてなしを出版
2012年システム流通総額1500億円を突破
取引数3500社以上のネットショップ、ネット通販企業
50名以上のECコンサルタントを輩出

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