2021年 年頭所感 小宮山真吾

 

新年明けましておめでとうございます。

皆様におかれましてはつつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
おかげさまで今年創業１４年目を迎えることができました。

新型コロナウイルス感染症の世界的流行で２０２１年におけるＥＣをとりまく環境は、昨年以上、更なる上昇傾向が続くとみられます。

マッキンゼーの調べでは、アメリカのＥＣ化率※1は直近１０年間では＋１０％程度だったものの、新型コロナウイルス感染症の影響により直近３ヶ月で約１７％から約３４％と、２倍の成長となりました。

　出典：McKinsey Quarterly The quickening

また、中国で１１月１１日独身の日とされる毎年恒例のネット通販セールでは、前年度４兆２,４００憶から先行販売期間(11月1～3日)と２４時間を合わせて７兆８,７００億円と大きく上回り、過去最高となりました。

新型コロナウイルス感染症が、ＥＣに与えた影響の大きさがわかるデータです。

最後に日本のＥＣ市場を野村総合研究所（NRI）調べでは、２０１９年度の「ＢｔｏＣ」の市場規模は１９兆５０００億円。２０２０年度以降は２０兆８０００億円、２２兆１０００億円、２３兆４０００億円、２４兆９０００億円、２６兆３０００億円と成長が続く見通しです。

　出典：野村総合研究所

このように市場はＥＣ化へますます変化することが予想させる中、迅速な対応が求められます。

このような状況を背景に、当社では今年も気を緩めることなく、常に攻めの姿勢を忘れずに積極的に ｢地方の企業を元気にする｣という基本姿勢に立ちかえって、地道に、ひとつずつ、目の前のできることから着実に取り組んで参りたいと存じます。

本年も変わらぬお引き立ての程よろしくお願い申し上げます。皆様のご健勝とご発展をお祈り申し上げます。

※1　ＥＣ化率とは、全ての商取引金額（商取引市場規模）に対する、電子商取引市場規模の割合　出典：経済産業省

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