ChatGPT ブランディング活用術意外とできていない？SNS発信の客観的評価 (X編)

みなさん、ChatGPTを活用されていますか？
今回はChatGPTを活用し、自社のSNSが外部からどんなふうに見えているか、理想と相違があればどんな改善案を実施すべきかを簡単に調査できる方法をお伝えしたいと思います。

自社ブランド、自社ECでXの公式アカウントがあればそにXのアカウント運用について分析していきましょう。

まず分析の前にブランドのXアカウント自体がどんな目的で運用されているか、どんなふうなキャラクターとして認知されたいと思っているかをペルソナとしてまとめておきます。
どんなキャラクターか／性別／年齢／居住地／職業／趣味／性格
これらを一旦メモして控えておくか、既にレギュレーションシートなどがあれば手元に用意しておきましょう。

準備ができたら実際の分析を始めてみましょう。
まず、該当アカウントのツイートを全てダウンロードします。
こちらを参考に全投稿をダウンロードしておきます。
https://help.twitter.com/ja/managing-your-account/how-to-download-your-x-archive

【もっとみる】>【設定とサポート】 > 【アカウント】 > 【データのアーカイブをダウンロード】

ダウンロードすると、zipでアーカイブされていますので、回答し、tweets.js を抜き出しておきます。

次にChatGPTに移動します。Chat GPT Plusの**Advanced Data Analytics** を開きます。
Advanced Data Analytics はChatGPTの有料版であるChatGPT Plus（月額20ドル）でのみ使用可能です。
**「Advanced Data Analysis」とは、ChatGPTが提供する公式プラグインの1つで、このプラグインを利用することで、ChatGPT上でPythonを使ったコードの実行や、ファイルのアップロード・ダウンロードができるようになります。**

尚、2023年9月にこのChatGPTの機能である「Advanced Data Analysis」とほぼ同じ機能がローカルで使える「Open Interpreter」というオープンソースが公開されて話題となっています。
もし、「Advanced Data Analysis」は使ってみたいけど、ChatGPT Plusに入っていない人やローカルでも同じ機能を使いたいという人はこちらもぜひチェックしてみてください

実際にツイートデータ「tweets.js」を「Advanced Data Analysis」にアップロードして分析にかけていきます。

いかがでしたでしょうか？AIによる客観的分析と、自分たちが意識したキャラクター像は一致していましたでしょうか？一致していなければ、一般のお客様に誤って認知されている可能性が高く、改善の余地があります。改善方法についても尋ねてみましょう。
このように、今後の投稿の改善策を提示してくれますので、明日以降から意識して変えてみましょう。
ブランディングにおいては、お客様からどのように認知されているかはとても重要な指標になります。必ずしもAIが正しいわけではありませんが、客観的一視点としてはとても有意義なものです。皆さんも自社ECのブランド活動の精度向上のため、ぜひこちらの方法をお試しください！