
JECCICAを応援する企業を、JECCICAが後押しする
JECCICAでは、パートナー制度を「シルバーパートナー」と「ゴールドパートナー」の2層に分けています。
この2層化は、単に料金の安いプランと高いプランを用意するためのものではありません。背景には、これまでの制度では参加しにくかった方にもJECCICAの活動を支えていただける入口をつくること、そして、より積極的に自社のソリューションをECの現場へ届けたい企業には、そのための接点を手厚く用意すること、という2つの目的があります。
JECCICAのパートナー制度の基本にあるのは、JECCICAの活動をパートナーの皆さまに支えていただき、JECCICAもパートナーの皆さまの活動を後押しするという関係です。
JECCICAは2013年の設立以来、特定のモールやベンダーに属さない中立の立場で、ECコンサルタントやECスペシャリストの養成・認定を行ってきました。また、セミナーや勉強会、会報誌などを通じた情報発信、会員や認定者が知見を交換できる場づくりにも取り組んでいます。
こうした活動は、パートナーの皆さまからの支援によって支えられています。
一方で、パートナーになる側にとっても、単に協会を支援するだけではありません。JECCICAマークの利用、公式サイトや会報誌での紹介、セミナーや勉強会への参加などを通じて、自らの活動やソリューションをECの専門家や現場へ届ける機会を持つことができます。
従来の制度には、参加しにくい人がいました
これまでのパートナー制度は、年額30万円の1プランのみでした。
EC支援会社やツールベンダーなどの法人にとっては参加しやすい一方、個人のECコンサルタント、JECCICAの認定者、小規模な支援会社などにとっては、必ずしも入りやすい制度ではありませんでした。
たとえば、JECCICAの活動を応援したいと考えている方がいたとします。
認定取得後も協会とのつながりを持ち続けたい。セミナーや勉強会に参加しながら学びたい。自分の経験や知見を会報誌やセミナーで発信してみたい。
そのような希望があっても、参加方法が年30万円の1つだけであれば、規模や活動内容によっては参加をためらうことがあります。
そこで、より多くの方がJECCICAの活動に参加できるよう、新たに設けたのがシルバーパートナーです。
シルバーは「応援に加わる入口」
シルバーパートナーは、月額1万円から参加できる、JECCICAを応援するための入口となるプランです。
年会費は12万円で、月払いの場合は月額1万円を12か月に分けて支払います。
シルバーパートナーになると、定例のセミナーや勉強会に無料で参加できるほか、「JECCICAパートナー」としてJECCICAマークを自社サービスなどに掲げることができます。
また、公式サイトでの紹介やロゴ掲載、会報誌への社名掲載、理事・講師へのメール相談、会報誌広告や講座受講料の割引なども用意されています。
会報誌への寄稿やセミナー登壇に応募することもできます。
つまりシルバーは、単に料金を抑えたプランではありません。
JECCICAと継続的につながり、学び、交流し、自らの知見を発信していくための参加方法として設計されています。
認定取得後も、JECCICAとの関係を続けられる仕組みに
シルバーパートナーには、もう一つ重要な役割があります。
それは、JECCICAの認定を取得した方が、認定後も協会との関係を続けられる卒業後の受け皿になることです。
講座で学び、認定を取得したところで、学びが終わるわけではありません。
ECを取り巻く環境は常に変化しています。新しいツールやサービスが登場し、消費者行動や販売手法も変わっていきます。その中で専門家として活動し続けるためには、認定取得後も学び続け、他の専門家や事業者と知見を交換することが重要です。
シルバーパートナーであれば、セミナーや勉強会への参加、会員や認定者との交流、寄稿や登壇などを通じて、JECCICAとの関係を継続できます。
JECCICAが目指しているのは、資格を取得して終わる仕組みではありません。
学んだ人が実務で経験を積み、その経験を他の人と共有し、新しい学びにつなげていく。その循環を続けていくための一つの仕組みがシルバーパートナーです。
ゴールドは「ソリューションを届ける場」
一方、ゴールドパートナーは、自社のツールやサービス、支援ノウハウをECの専門家や現場へ、より積極的に届けたい方のためのプランです。
年会費は30万円で、月払いの場合は月額2万5,000円です。
ゴールドでは、シルバーに含まれる基本的な特典に加えて、講師会でのプレゼンテーションを行うことができます。
認定講師や認定コンサルタントに向けて、自社のソリューションを直接紹介できる機会です。
また、EC企業との商談や打ち合わせにJECCICAの理事・講師が同席する営業同行・打ち合わせ同席も用意されています。
そのほか、理事・講師への優先相談、懇親会への1名無料参加、会報誌への社名・大きなロゴの掲載、会報誌広告や講座受講料の20%割引など、ECのプロや現場との接点をより手厚くしています。
シルバーとゴールドの違いは、単純に特典の数が多いか少ないかではありません。
シルバーが「JECCICAを応援しながら、協会とつながる入口」であるのに対し、ゴールドは「自社のソリューションをECのプロと現場へ届ける場」としての性格をより強く持っています。
最初からゴールドを選ぶことも、シルバーから始めることもできます
シルバーとゴールドは、完全に分断された制度ではありません。
自社のソリューションを積極的にECの現場へ届けたい企業であれば、最初からゴールドパートナーとして参加できます。
一方、まずはJECCICAとのつながりを持ち、セミナーや勉強会に参加しながらコミュニティとの関係を深めたい場合には、シルバーから始めることもできます。
シルバーパートナーとして活動した後、契約更新時にゴールドパートナーへ移行することも可能です。
シルバーでJECCICAとの接点を持ち、セミナーや懇親会で会員や認定者と顔を合わせ、知見を交換する。その上で、自社のソリューションをより積極的に届けたいと考えるようになれば、ゴールドへ移行することができます。
この意味で、2層制は参加者を単純に上下に分けるものではありません。
それぞれの目的や事業の状況に応じて、JECCICAとの関わり方を選べるようにするための制度設計です。
案件の紹介件数を約束する制度ではありません
パートナー制度について、あらかじめ明確にしておきたい点があります。
JECCICAは、案件の紹介や斡旋をパートナー制度の業務として行うものではありません。
相談があった場合に、その内容に応じて適切なパートナーをご案内することはありますが、「年間何件紹介する」「一定件数の成約を保証する」といった制度ではありません。
パートナー制度でJECCICAが提供するのは、案件そのものではなく、パートナーの強みやソリューションを届けるための後押しと接点です。
JECCICAマーク、公式サイトや会報誌での発信、セミナー、講師会でのプレゼンテーション、営業同行、会員や認定者との交流などを通じて、必要とする人に自社の強みを知ってもらう機会をつくります。
これは、JECCICAが特定企業の営業組織ではなく、中立の立場でEC人材を育成・認定し、知識や経験が行き交う場を運営する団体だからです。
パートナーにも、JECCICAの場に知見を持ち寄っていただきます
パートナー制度は、JECCICAから一方的に特典を提供するだけの制度でもありません。
パートナーの皆さまには、JECCICAの養成・認定・発信・場づくりといった活動を会費によって支えていただくとともに、セミナーや懇親会などに参加し、会員や認定者と知見を交換していただくことを期待しています。
また、実務の中で解決した課題や蓄積してきたノウハウを、会報誌への寄稿やセミナーでの登壇などを通じて共有していただくことも、JECCICAのコミュニティにとって大切な価値になります。
パートナーが持つ現場の知識がコミュニティに共有され、そこで得られた新しい知見が、またECの現場へ戻っていく。
JECCICAが掲げる「共に考え、教え合える」という考え方は、そのような循環を目指しています。
2層制で、より多くの方が参加できるパートナー制度へ
シルバーとゴールドという2つのプランを設けたのは、単に料金体系を増やすためではありません。
これまで年30万円の制度には参加しにくかった個人コンサルタント、認定者、小規模な支援会社などにも、JECCICAの活動を応援し、継続的につながる入口をつくること。
そして、自社のソリューションをECの専門家や現場へ積極的に届けたい企業には、講師会でのプレゼンテーションや営業同行など、より踏み込んだ接点を用意すること。
この2つを両立させるための仕組みが、シルバーとゴールドによる2層制です。
まずはJECCICAとつながり、学びや交流、発信を続けたい方にはシルバーパートナーを。
自社のソリューションを、ECの専門家や現場へより積極的に届けたい方にはゴールドパートナーを。
それぞれの立場からJECCICAの活動に参加し、パートナーとJECCICAの双方が知見を持ち寄ることで、日本のEコマースを支える人と仕組みを広げていくことを目指しています。