一般社団法人ジャパンEコマースコンサルティング協会

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2019年 年頭所感 松本順士

新年明けましておめでとうございます。
皆様におかれましてはお健やかに新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

旧年中は、一般社団法人ジャパンイーコマースコンサルタント協会(JECCICA)への格別のお引き立てを賜わり誠に有難うございました。皆様のご支援のもと、無事に新春を迎えることができ心から感謝申しあげます。

私の2018年の振り返りとして幅広い企業の方々と仕事をさせていた中で増えてきた仕事としては人材教育です。メイン事業はコンサルティングやEC運営代行ですが、企業に入って「ECとは!?」の教育や、ECの運用方法や広告のインハウス化、SNSの運用などのノウハウを教えることが増えた。
大手企業もWebやECの重要性が浸透し、外部ではなく内部で本腰を入れてきたことが考えられる。
既に、深刻な人材不足に陥っているといわれるWeb・EC業界。そもそもなぜWeb・EC業界ではECサイトを運営する人材が不足しているのか。その要因は3点ほど考えられる。

1点目は、どこの企業もWebサイトやECサイトをやっているのが当たり前で急速に拡大する市場やニーズにより、単純に絶対数が足りなくなっているという状態であること。10年前だとリアル店舗をやっている企業でもECサイトをやっているのは当たり前ではなく、やっていたとしても他に任せている企業が多かった。そのため数万人~数十万人規模で必要絶対数が必要ということ。

2点目は幅広い業務、新しいWeb・ECのサービスが日々ローンチされているためそれに対応を求められる点。
ECサイト運営はただ商品を出せばいい時代ではなく、企業、サイト、商品をブランディングしていくことが重要。現在は商品企画からサイト設計、集客施策、商品写真撮影、画像加工、キャッチ作成、顧客対応、在庫管理などの業務は当たり前にできていなければ話にならない。
Web・EC業務は幅を求められ、かつそれぞれをかなりハイレベルでこなす必要がある。
人を増やせば解決する問題でもなく、ハイレベルな人材がいてのこと。
幅広くWeb・ECを理解している人材はそうは多くは存在しないため、少人数で運営をしている店舗においては一人が複数の役割をこなす必要があり人材への要求が高くなり、多人数で運営している店舗においては、個別の業務領域への要求が高くなります。そのため人材不足している状況となる。

3点目は、2点目とも関係するが大手企業のWeb・EC事業の内製化の動きがある。
今までは専門的な企業に任せていたWeb・ECの業務を内製化する大手企業が増えた。大手企業がWeb・EC事業を内製化することは簡単ではなく、まったく経験のない人が担当としていることが多い。大手企業の場合は教育をした担当が変わることも多いため、業務プロセスの策定やマニュアル作成が必須。

ECの市場規模はこれからも伸びるが、市場全体でのスキルに対する給与などの報酬がまだまだ低く、認知が低いことが挙げられる。

そのためそのようなスキルを持った職種を目指そうという意識を持つ人材を育てることがなかなか進まない状況となっているため人材が不足しているといえる。
JECCICAではそういった状況になることは予測しておりEコマースを支える人材育成のため、ECコンサルタントを養成し、EC運営に必要なノウハウを体系的に学べる環境を提供している。

人材不足の解決方法としては、先端のWeb・ECのシステムを導入すること。ビックデータの活用や人工知能を使ったCRMなどは人の手ではやることに限界がある。コストはかかるものの、365日24時間稼動できできる。
サイトやバナー制作はすでにAIが最適なデザインをしてくれるサービスがあったり、広告運用においてはAIで行うのは当たり前になってきている。

最後ととなりますが、今後も常に変化するEコマース市場を牽引できる人材をJECCICAを通じ育成していくことに大きく注力して行く所存です。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

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講師

松本 順士

得意分野/アパレルECサイト運営・構築

数々のECサイトを運営し、レディースアパレルブランド「GRL」を立ち上げ、4年で年商30億円に成長させた実績を持つ。ECコンサルティング業務にて多くのクライアントを成功に導いている。

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松本 順士

得意分野/アパレルECサイト運営・構築

数々のECサイトを運営し、レディースアパレルブランド「GRL」を立ち上げ、4年で年商30億円に成長させた実績を持つ。ECコンサルティング業務にて多くのクライアントを成功に導いている。

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