シルバーパートナーとゴールドパートナー、それぞれの役割
JECCICAのパートナー制度には、「シルバーパートナー」と「ゴールドパートナー」の2つのプランがあります。
どちらも、JECCICAの活動を支えながら、JECCICAとのつながりを持ち、自らの活動やソリューションをEC業界へ届けていくための制度です。
ただし、2つのプランでは、想定している参加の仕方や、JECCICAから受けられる後押しの範囲が異なります。
シルバーは、JECCICAとのつながりを持ち、学びや交流、発信を続けたい方に向いた「応援に加わる入口」です。
一方、ゴールドは、自社のツールやサービス、支援ノウハウを認定講師や認定コンサルタント、ECの現場へより積極的に届けたい方に向いたプランです。
シルバーとゴールドは、単なる「安いプラン」と「高いプラン」ではありません
シルバーとゴールドを比較すると、年会費はシルバーが12万円、ゴールドが30万円です。
シルバーは月払いの場合1万円、ゴールドは月払いの場合2万5,000円となります。いずれも1年契約で、月払いは年会費を12回に分けて支払う方式です。
ただし、違いを料金だけで捉えると、制度の意図が分かりにくくなります。
シルバーとゴールドの本質的な違いは、JECCICAとの関わり方にあります。
シルバーは、JECCICAと継続的につながり、セミナーや勉強会に参加し、必要に応じて寄稿や登壇などにも関わりながら、協会の活動を支えるためのプランです。
ゴールドは、それに加えて、自社のソリューションをJECCICAの講師や認定コンサルタント、EC企業などへより直接的に届けるための機会が用意されています。
つまり、シルバーは「つながる・学ぶ・発信する」という性格が強く、ゴールドは「届ける・相談する・現場との接点を広げる」という性格がより強いプランです。
シルバーパートナーは、JECCICAとの継続的な接点を持ちたい方へ
シルバーパートナーは、年会費12万円、または月額1万円で参加できます。
主な対象として想定されているのは、個人コンサルタント、JECCICA認定者、小規模な支援会社、ツールベンダーなどです。
シルバーでは、定例のセミナーや勉強会に無料で参加できます。また、「JECCICAパートナー」としてJECCICAマークを自社サービスなどに掲げることができます。
そのほか、理事・講師へのメール相談、公式サイトでの紹介やロゴ掲載、会報誌への社名掲載、会報誌広告および講座受講料の割引、会報誌の無料配布、JECCICA STAR AWARDへのエントリー・推薦などの特典があります。
さらに、会報誌への寄稿やセミナー登壇に応募することもできます。
このため、シルバーは「JECCICAの活動を応援したい」という方だけでなく、JECCICAとの関係を持ちながら、継続して学び、自分の知識や経験を発信していきたい方にも向いています。
特に、JECCICAの認定を取得した方にとっては、認定取得後も協会とのつながりを維持するための選択肢になります。
認定を取得した後も、ECを取り巻く環境は変化していきます。セミナーや勉強会で新しい知識に触れ、他の会員や認定者と交流し、自分の実務経験を会報誌やセミナーなどで共有することで、認定取得後もJECCICAのコミュニティの中で活動を続けることができます。
ゴールドパートナーは、自社のソリューションを現場へ届けたい方へ
ゴールドパートナーは、年会費30万円、または月額2万5,000円で参加できます。
想定されている対象は、EC支援会社、制作・システム会社、ツール・サービスベンダー、事業会社などです。法人・個人を問わず申し込むことができます。
ゴールドには、シルバーと同様にJECCICAマークの付与や公式サイトでの紹介などがありますが、それに加えて、より直接的な接点が用意されています。
代表的なものが、講師会でのプレゼンテーションです。
年1回、認定講師や認定コンサルタントに向けて、自社のツールやサービス、ソリューションを直接紹介することができます。
また、EC企業との商談や打ち合わせに、JECCICAの理事・講師が同席する「営業同行・打ち合わせ同席」も用意されています。こちらは年1回、1時間までです。
さらに、理事・講師への優先相談は回数無制限で、オフィス、メール、オンラインなどで相談できます。ただし、特定の講師を指名する制度ではありません。
会報誌への掲載についても、シルバーでは社名掲載ですが、ゴールドでは社名に加えて大きなロゴが掲載されます。会報誌広告や講座受講料の割引率も、シルバーが10%であるのに対し、ゴールドは20%です。
このように、ゴールドは単に特典が増えるだけではなく、自社の強みやソリューションをJECCICAのネットワークやECの現場へ届けるための接点が増えることが大きな特徴です。
共通して利用できる特典も多くあります
シルバーとゴールドには違いがありますが、共通して利用できる特典も少なくありません。
どちらのプランでも、セミナー・勉強会への参加は全回無料です。また、JECCICAマークを自社サービスへ付与することができ、公式サイトでの紹介・ロゴ掲載も行われます。
会報誌への掲載や広告割引、講座受講料の割引、JECCICA STAR AWARDへの参加、寄稿・登壇への応募なども、内容や範囲に違いはありますが、双方に用意されています。
そのため、「ゴールドでなければJECCICAとの接点を持てない」というわけではありません。
シルバーでも、JECCICAとの継続的な関係を持ち、学び、発信し、コミュニティに参加するための基本的な機会は用意されています。
その上で、講師会でのプレゼンや営業同行など、より直接的な事業支援の機会まで求める場合に、ゴールドが適しています。
シルバーが向いているのは、こんな方です
シルバーパートナーが向いているのは、まずJECCICAと継続的につながりたい方です。
たとえば、JECCICAの認定取得後も学びを続けたい方、セミナーや勉強会に継続して参加したい方、JECCICAマークを掲げて活動したい方、会報誌への寄稿やセミナー登壇などを通じて自分の知見を発信したい方などが考えられます。
また、個人コンサルタントや小規模な支援会社など、まずは比較的参加しやすい形でJECCICAとの関係をつくりたい方にも向いています。
シルバーは、「応援に加わる入口」として位置づけられています。
そのため、自社サービスの積極的な営業展開よりも、まずはJECCICAとの関係づくりや学び、交流を重視したい場合には、シルバーが自然な選択です。
ゴールドが向いているのは、こんな方です
ゴールドパートナーが向いているのは、自社のツールやサービスをECの専門家や企業へ積極的に伝えたい方です。
特に、認定講師や認定コンサルタントに直接プレゼンを行いたい場合や、商談・打ち合わせの場でJECCICAの理事・講師による同席を活用したい場合には、ゴールドの特徴を生かしやすくなります。
EC支援会社、制作会社、システム会社、ツールベンダーなど、自社のソリューションをすでに持っており、その価値をより広く知ってもらいたい企業には、ゴールドが適しています。
また、理事・講師への相談を継続的に行いたい場合や、会報誌や公式サイトでより大きな露出を求める場合にも、ゴールドの方が適しています。
ゴールドは、「ソリューションを届ける場」として位置づけられています。
迷った場合は、「どちらが得か」ではなく「どう関わりたいか」で考える
シルバーとゴールドを選ぶ際に、特典一覧だけを見て「どちらの方が得か」と考えると、判断しにくい場合があります。
むしろ、「JECCICAとどのように関わりたいか」を基準にすると分かりやすくなります。
まずJECCICAとのつながりを持ち、学びや交流、発信を続けたいのであればシルバーが向いています。
一方、自社のソリューションを、認定講師や認定コンサルタント、ECの現場へより積極的に届けたいのであれば、ゴールドが向いています。
料金差はありますが、その差は単なる特典数の差ではなく、JECCICAから提供される接点の深さの違いと考えると分かりやすいでしょう。
シルバーから始めて、ゴールドへ移行することもできます
どちらを選ぶか迷っている場合、最初から最終的なプランを決め切る必要はありません。
シルバーパートナーとして参加した後、契約更新時にゴールドパートナーへ移行することができます。
たとえば、最初はシルバーとしてセミナーや勉強会に参加し、会員や認定者との関係をつくります。
その後、自社のソリューションをより積極的に届けたいと考えるようになった段階で、ゴールドへ移行することができます。
まず協会とのつながりを持ち、顔を合わせて知見を交わし、その後、ソリューションをより積極的に届ける段階へ進むという使い方もできます。
この意味で、シルバーとゴールドは完全に別々の制度ではなく、活動の広がりに応じて関わり方を変えていくことのできる仕組みでもあります。
パートナー制度は、案件紹介を購入する制度ではありません
プランを選ぶ上で、もう一つ理解しておきたい点があります。
JECCICAのパートナー制度は、案件の紹介件数や成約件数を保証する制度ではありません。
JECCICAに相談があった場合、その内容に応じて案内が行われることはありますが、案件の紹介・斡旋そのものをパートナー制度の対価としているわけではありません。
シルバーでもゴールドでも、制度の基本にあるのは、JECCICAの活動をパートナーが支え、JECCICAがマーク、発信、場、人的な接点などを通じてパートナーを後押しするという関係です。
そのため、ゴールドの講師会プレゼンや営業同行についても、「案件を保証するサービス」というより、自社の強みを適切な相手へ届けるための機会と考えるのが適切です。
自分たちの現在地に合ったプランを選ぶ
シルバーとゴールドのどちらを選ぶべきかは、企業規模だけでは決まりません。
個人であっても、自社のソリューションを積極的に届けたいのであればゴールドを選ぶことができます。
一方、法人であっても、まずはJECCICAとの関係づくりや学び、交流を重視したいのであれば、シルバーから始めることもできます。
大切なのは、自分たちがJECCICAとどのような関係を築きたいのかを考えることです。
まずはJECCICAとつながり、学びや発信を続けたいのであればシルバー。
自社のソリューションを、ECの専門家や現場へより積極的に届けたいのであればゴールド。
そのように考えると、2つのプランの違いは分かりやすくなります。
詳しい料金、特典比較、契約条件については、JECCICAパートナー制度ページでご確認いただけます。