年頭所感 専務理事 江藤政親
みなさま、江藤です。
新年あけましておめでとうございます♪
本年もよろしくお願い申し上げます。
さて、昨年もいろんなニュースありましたが、皆様は
どんな気になるニュースがありましたか?
僕は、EC関連で一貫していたのが、楽天市場 VS amazon。
googleの検索アルゴリズムの変動が印象的でした。
楽天市場というのは、僕たちの立場からは、支配、コントロールの象徴。
一般消費者にはどうであるかは別にして、モールと店舗の関係ではそのようなイメージがあります。
実はその手法が一番経営効率が高かったのだと思うのですが、日本では通用しても、
海外ではその象徴たる楽天イズムの浸透が厳しかったのだと推察します。
日本EC市場も成熟期、コモディティ化が進み、JANコードに価格と倉庫というなんともシンプルなスタイルが、主流となり、
本来に店舗としてやるべき、それ以外の売る努力とか、魅せる企画とか、知恵を絞って、大手パワーと立ち向かう店舗が少なくなっていると感じざるえません。
この一連の流れはやはりamazonが生み出した流れであり、
日本が得意とする
頑張って、コツコツとあきらめない、人の何倍も努力するといった
精神論で売る努力をしていく事は、すでに崩壊していたかもしれませんが、電通事件により、社員を抱えたコントロール経営ではより厳しくなくなってくると思います。
小さなベンチャーが全員役員体制やる裏技もありますが、なかなかamazonの黒船に対抗する努力ができない時代に突入しそうです。
また、
スマホの利用者数が急増していることから、Googleのモバイルファーストインデックス
がはじまり、パーソナル、エリア、「オッケーグーグル」を中心としたアルゴリズムにさらに舵を切ることになります。
つまり、SEO対策がより複雑化し、結局、店舗があったり、すでブランドを築きあげてファンがいるサイトや企業が圧倒的に有利になるといえます。
現在、東京はまだ景気がいい状態です。
それすら、有効期限付きで、2019年10月消費税増税によって起きる消費の変動、さらに現在バブル不動産の暴落や、オリンピック終了後に怒る不景気突入することも考えた上で、この2年間どう攻めるのか?今のうちにどんな勝利の仕組みを構築するのか?
すでに成功している企業の方が、このようなトレンドに敏感で、これから50年で起きる未曽有の生産労働人口減少に対しても含め対策を打つ戦略を考えています。
単純な売り上げ増加の計画を構築する事を一度やめ、このようなネガティブトレンドに対して具体的な戦術も考慮した中長期戦略、事業計画を構築し、実行した会社がさらに大きな飛躍ができる会社になると思います。
僕もその中で皆様のどうお役に立てるのか?
一緒にひざを突き合わせて考えていきたいと思っております。
引き続きJECCICAともどもよろしくお願い申し上げます。